何故、安心な葬儀なの?
お坊さんのお経(読経)葬儀って?
お坊さんにお経をあげてもらう葬儀だからで~す

「良心のお葬式」のお坊さんのお経葬儀

安心なお坊さんのお経での葬儀

お布施が格安?何故
「良心のお葬式」の顧問に元警察官・現僧侶が在籍しているから
「良心のお葬式」のお坊さんに、直接電話すれば「手配料(斡旋料)」がいらないからお布施が格安だよ

「良心のお葬式」の葬儀も安い

「良心のお葬式」のお葬式も安い?何故
葬儀を安心して行って頂くように、良心的にお葬式を行っているからだよ

お坊さんのお経であげるお葬式

お葬式は、昔から「お坊さんのお経(読経)」によって、執り行われてきました(お坊さんのお経葬儀)

葬儀⇒最初にお坊さんに連絡

死⇒お葬式(葬儀)となった時、最初にお坊さんに連絡だよそれは、枕経(まくらぎょう)をあげるためだから

「枕経」は、葬儀前にあげるお経

亡くなられて直ぐに枕経
お亡くなりになられて、身体の清拭(湯灌)を行った後、最初にすることは、「枕経(まくらぎょう)」をあげることです。
出来るだけ早く、お坊さんに連絡しましょう。その後に、お葬式の段取りとなります。

枕経は、故人が仏さまにあげるお経

枕経は、故人が、仏さまに対し「お世話になりました。ありがとうございました。」とあげるお経です。
枕経が、臨終勤行といわれる所以です。
感謝の気持ちであげるお経ですから、枕経をあげると「お顔が奇麗になる」と言われています。

安心・格安なお布施

安心して格安のお布施での葬儀を行うのは、「良心のお葬式」が、元警察官・現僧侶が顧問として在籍させ、悲しみの中にも遺族の方が力強さを持ってもらうためです。

25,000円~
[ お葬式の読経 ]




火葬場読経・1日葬の読経・家族葬の読経


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[ 法事・法要 ]




四十九日法要・1周忌法要など


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お坊さんの読経葬儀

安心な葬儀・家族葬とは?

安心な葬儀・家族葬とは、遺族が葬儀に於いて心穏やかに安心して行うことが出来るお葬式だと思います。
葬儀費用も抑えられ、お布施も格安であれば安心して葬儀が行われると思います。

葬儀宣伝に惑わされない

現代は高齢化社会で、葬儀業界は一大産業になっております。
大中小の葬儀社及び葬儀斡旋業社は、かなりの宣伝費をかけて、パソコン・スマホ・テレビのメデァを活用して自葬儀社の宣伝を行っています。
私達は宣伝に惑わされがちです。
葬儀は、あまり経験するものではありませんので、葬儀の宣伝に惑わされないことが大切です。

一昔前の葬儀

一昔前は、豪華なお葬式で多くの参列者のもとに通夜・葬儀が行われ、参列者との飲食も行われていました。

安心な葬儀の実施

安心な葬儀・お金をかけないお葬式

安心して葬儀を執り行うためには、「お金をかけない」「お布施も安い」ということを前提にお葬式を執り行うことです。
後々、後悔することが少ないと思います。

安心な葬儀・故人が望むお葬式

人は、残された者のことを心配するものです。
故人の意思を尊重した葬儀を執り行うことが最良だと思います。

安心な葬儀・故人が望み・お金をかけない葬儀

近年は、親の方が子供に葬儀に関する負担をかけまいと思っています。
そして、亡くなった後は自宅に戻りたいと思っておられます。

安心な葬儀・葬儀業界の実体を知る

葬儀を執り行うにあたって、葬儀業界の実体を知ることは大事です。
葬儀業界は一大産業をなしていることから、多数の葬儀社や葬儀斡旋業社がひしめいています。
葬儀斡旋業社は、メデァを利用して葬儀の集客を図り、葬儀社に葬儀斡旋を行って、斡旋料によって会社運営を行っています。
葬儀社は、メデァを利用しながら等で集客を図り、葬儀を執り行って運営しています。

近年、葬儀業は一大産業をなし、葬儀業が乱立している

近年は高齢化社会から、葬儀業界は一大産業をなし、大小色々な葬儀社が乱立し、又、メデァの発達によってパソコン・スマートフォンから集客を行い、葬儀の斡旋を行う葬儀業が増えてきております。

葬儀業乱立の良し悪し

多くの葬儀社から選ぶことが出来る
近年、葬儀業が乱立し、私たちがお葬式となった場合、中々経験しないお葬式ですので、「どの葬儀社に依頼しようか?」と迷ってしまいます。
ですが、少数の葬儀社から選ぶよりも良いと思います。
但し、葬儀社の良し悪しを選別するのは大変ですが。
葬儀費用の低価格化
葬儀社が乱立していることから、葬儀社側からすれば競争相手が多く、葬儀費用を下げなければ依頼されない、ということもあります。

葬儀社の設立経緯

葬儀社の設立経緯から種類別してみますと下記のようになります。
1、本来、葬儀社であったもの 
これは元々、葬儀社として設立し現在に至っている葬儀社です。 
この中には、葬儀会館(式場)を所持している葬儀社と葬儀会館(式場)を所持していない葬儀社があります。


葬儀会館

葬儀会館を所持している葬儀社には、一地域から発展しながら全国に至っている葬儀社もあります。
2、以前葬儀社に勤務し、独立した葬儀社
以前は葬儀社に勤務していたが、葬儀資格などを取得し独立開業している葬儀社です。 
このような葬儀社の中にも葬儀会館(式場)を所持している葬儀社と所持していない葬儀社があります。
3、他業界から葬儀業界へ参入したもの

他業界から参入

このような企業は、葬儀会館(式場)を自己企業としては持っていません。 
他業界で名前が売れており、そのネイムバリューを利用して〇〇の葬儀として宣伝し、葬儀を受理し葬儀社に葬儀を行わせている企業です。
4、葬儀に関して斡旋(派遣)業としての会社
メデァを利用して、葬儀・僧侶読経を受理し、契約している葬儀社などに葬儀を依頼する企業です。

葬儀社の葬儀会館などの規模からの分類

葬儀社には大きな会館を所持している所・小さな会館の所・会館を持たない所など様々な葬儀社があります。
1、大手と言われるところ
全国的に大きな葬儀会館を持ち、会員・組合員を募って積立金を行う葬儀社
2、中規模と言われる葬儀社
特定の地域に於いて、数か所の葬儀会館を持つている葬儀社
3、1地域に葬儀会館を持っている葬儀社
1地域にのみ、葬儀会館を所有し、地域密着で葬儀を行っている葬儀社
4、葬儀会館を持たない葬儀社
親子・夫婦でこじんまりと地域の公民館・集会所などを借り上げて葬儀を行っている葬儀社
5、葬儀社ではないが、PC・スマホなどで集客し葬儀社を斡旋する業者

葬儀社が増加-粗雑な葬儀社に注意

現代社会は、高齢者社会で65歳以上の人口は総人口の25%を占めている状況です。 
そのようなことから葬儀業界は一大産業をなしており、他業界からの葬儀業界への参入、そして個人での葬儀社経営と葬儀社が氾濫している状況です。
葬儀費用の価格差が大きい葬儀業界において、葬儀社増加は競争激化によって葬儀費用の低下につながり、私たちにとって喜ばしいことですが、反面利益追求に走るあまり、粗雑な葬儀に繋がりかねないということも事実です。
一昔前と比べますと、「葬儀とは、こう執り行うもの!!」という徹底した指導がされておらず、粗雑観が見受けられる葬儀社・担当者もあります。
葬儀業⇒冠婚葬祭

安心葬儀の為、慌てて葬儀依頼をしない

慌てずまずは、利害関係のない所に相談

元警察官・現僧侶が顧問の
「良心のお葬式」へ相談を!!

私達は、目にする所、宣伝に頭に残っている所に相談・依頼しがちです。
ですが、利害関係のない所(葬儀社・葬儀斡旋会社以外)に、相談(無料)するほうが、誘導などなく、安心して葬儀が行えます。
葬儀の参考⇒葬儀

低料金のお葬式が増加

葬儀費用を安く!!

一昔前までは、葬儀費用は高額なものでした。
葬儀と言えば、親戚縁者・近隣の地域住民・勤め先関係の参列者と豪華で派手な葬儀だったと思います。
弔問外交という言葉まで出来ました。
それ程、一昔前は葬儀は派手でお金をかけた葬儀でした。
今後は、弔問外交的な葬儀は無くなり、低料金の安くできる葬儀(低料金葬儀)が主流になると思います。
葬儀資料⇒葬儀

高齢化社会を反映した葬儀

現代は高齢化を反映して、喪主も高齢化又、故人も高齢で亡くならますので、お付き合いは限られていると思います。
その為、お葬式にはお金をかけない葬儀が増加するものと思います。
高齢化社会に見合った葬儀も必要です。

少人数の葬儀の増加

「家族葬」など少人数のお葬式

少人数葬儀

現代では、家族葬という少人数のお葬式となってきております。
又、近年では、コロナ感染症の影響でこの家族葬がさらに小さな「同居葬」或は「身内葬」に代わってきている傾向にあります。
故人の子供にあっても、遠方に居住している場合などの方は参列されないこともあります。
ですから、近年のお葬式は、「少人数でのお葬式」と言えます。
葬儀の参考

豪華なお葬式から少人数のお葬式へ

一昔前は、遠方の親戚縁者や近隣住民が駆けつけて、豪華なお葬式が執り行われていました。
現代は、核家族化、親族縁者・近隣者との疎遠化などによって、お葬式自体が少人数のお葬式となってきております。
又、令和2年初頭頃より、世界的に流行しているコロナ菌感染症の影響によって、他府県の移動を制限される人流の規制など、今まで以上に葬儀の参列者が少なくなって、少人数のお葬式となっています。

少人数葬儀とお坊さんの読経

葬儀は、日本に仏教が伝わって、聖徳太子が仏教を国作りの基本とし、様々な仏教文化が生まれ、その仏教文化から、葬儀、法要が行われるようになりました。
つまり、葬儀と仏式葬儀「お坊さんのお経」は繋がりが深いものなのです。

小規模葬儀の増加

極楽浄土へ

葬儀・お葬式とは?
葬儀・お葬式とは、遺族、友人・知人が故人を偲び、あの世に送るための儀式です。
又、遺族など参列者が、お坊さんのお経によって、心を癒す儀式なのです。
※葬儀と仏教の参考⇒(聖徳太子と仏教

現代のお葬式は、小規模葬儀!!

小規模葬儀

お葬式は小さく(小規模葬儀)
近年、核家族化・親戚縁者の稀薄化・近隣者との疎遠化などから、お葬式は出来るだけお金をかけない、葬儀費用を抑えた小さな少人数の小規模葬儀(お葬式)となっています。
家族葬というお葬式形態です。
一昔前は、お葬式となれば、多くの親戚縁者・近隣者の参列がありました。
又、祭壇なども豪華で華やかなお葬式でした。今日ではお葬式にそれ程、お金をかけなくなってきております。

「僧侶の読経葬儀」=心を癒す!!

あの世に送ってあげる

葬儀が、一昔前も近年も変わっていないのは、お坊さんのお経で故人を偲びあの世に送ってあげ、尚且つ、遺族など傷んだ心を癒すということです。
気持ちさえあれば、「お葬式は小さく(小規模葬儀)」こじんまりと、まとまった心に残るお葬式を行えばいいと思います。

葬儀費用の実体把握

葬儀の費用は、葬儀物品や葬儀に携わった人件費だけではありません。
葬儀の費用というのは、
基本葬儀の費用=葬儀費用+実費+宗教者への謝礼
の総合計なのです。
このことを理解しておかないと、法外な葬儀費用を請求されたと思います。
葬儀社依頼を行う場合は、葬儀費用の詳細な説明を求めることが必要です。

1、基本葬儀費用

基本葬儀費用とは、葬儀に必要な物品や葬儀の人件費などで、葬儀社の利益になるものです。

2、葬儀の実費

葬儀の実費とは、葬儀に際しての、通夜振る舞いや精進落としの飲食費、遺体搬送などの霊柩車・寝台車・マイクロバスの借り上げ費用をいいます。

3、宗教者への謝礼
依頼先によって、お布施額に違い

葬儀の費用に於いて、高額になる費用に宗教者へのお礼があります。
特に、お布施は、依頼先によって高額になったりしますので要注意です。
又、お布施に「紹介料が含まれているかどうか」の確認も必要です。
例として、
20~30万円のお布施の場合、約半分は「紹介料」と思った方が良いでしょう。
是非とも「良心のお葬式」にご相談下さい。

仏式葬儀の依頼方法

僧侶の手配料を取られないためには!!

「お布施」に、大半が、お坊さんの手配料(斡旋料)が含まれている

葬儀は、お坊さんの読経(お経)で執り行うのが大半ですが、依頼方法によって葬儀に係る費用に大きな差が出てきます。
お坊さんに直接依頼しない限り、ほぼ、「お坊さんの手配料(斡旋料)」を取られてしまいます。
お寺に依頼しても、葬儀社或は葬儀斡旋業社を通せば、殆どが「お布施内にお坊さんの手配料(斡旋料)」が含まれ、遺族は、そのお坊さんの手配料(斡旋料)支払っているのです。

葬儀はお寺では無く、僧侶に依頼

葬儀の時のお坊さんの読経は、故人をあの世に導き、残された遺族などの心を癒す働きがあります。
葬儀をお寺に依頼した場合、どのようなお坊さんが来るか分かりません。
ですから、お坊さんに直接依頼するほうが最良です。

檀家制度は、江戸時代の悪しき慣習

民衆管理の為、江戸幕府はお寺を利用

江戸幕府は討幕を恐れ、各地区のお寺に民衆を管理するように命じた。
お寺は、幕府の命によって、「旦那寺」として私たち民衆を管理した。

お坊さんの読経葬儀の3方法

お坊さんのお経(読経)葬儀にあっても、お葬式には色々な葬儀(お葬式)の方法があります。
その葬儀(家族葬)方法は・直葬(釜前葬)・1日葬・一般葬です。

葬儀(お葬式)の3方法

直葬(釜前葬)
1日葬
一般葬
大きく分けて3分類

直葬の葬儀
直葬の葬儀とは、お亡くなりになって24時間遺体を安置した後、葬儀式など執り行わずに火葬に付す葬儀です。
直葬(釜前葬)の葬儀
釜前葬とは、直葬の葬儀であっても、火葬場に於いてご遺体を火葬に付す直前に、僧侶の読経を行うことをいいます。
近年、この葬儀方法が増えてきております。
1日葬の葬儀
1日葬の葬儀とは、通夜を行わず、翌日の葬儀式のみの葬儀(お葬式)をいいます。
近年、かなり増加傾向のお葬式方法です。
一般葬の葬儀
一般葬の葬儀とは、従来から執り行われてきた通夜があり、翌日に葬儀式を行う葬儀形態です。
この一般葬の葬儀は、近年減少傾向にある葬儀形態です。

今後のお坊さんのお経(読経)葬儀

今後、お坊さんのお経(読経)葬儀の減少

近年、宗教離れ・仏教離れ、そして核家族化が進み、親戚縁者・近隣住民との希薄化、令和2年頃よりのコロナ感染症によって、お坊さんのお経(読経)が減少するものと思われます。

今後の葬儀は、1日葬が増加

近年では、お坊さんのお経(読経)葬儀にあっても、一般葬の葬儀が減少傾向にあり、その分1日葬の葬儀が増加しております。

今後の葬儀は、直葬が増加

近年、宗教離れ・仏教離れしている時代を反映し、葬儀・告別式を行わない「直葬」という葬儀形態も増えてきております。
直葬とは、24時間遺体を安置した後、葬儀式を行わず火葬に付す葬儀方法です。

直葬にあっても、「釜前葬」での葬儀が増加

この直葬にあっても、火葬に付す直前に僧侶の読経を行うのを「釜前葬」と言っています。
この火葬直前にお坊さんのお経(読経)を行う直葬(釜前葬)の葬儀は増えつつあります。

お家での葬儀の増加

近年、核家族化・コロナ感染症などの影響により、少人数の身内だけの葬儀が増加しています。
今後、家族だけで故人が住んでいた自宅から送ってあげるという「お家での葬儀」が増えるものと思われます。

低料金で見映えの良い葬儀・家族葬

現代は、核家族化の時代です。
又、コロナ感染症によってお葬式(葬儀)は、こじんまりとしてきています。
そのような時代に見合った、低料金で見映えの良い心のこもった葬儀が最良だと思います。

お葬式(葬儀)の簡略化

今までの葬儀に於いての初七日法要は、葬儀式・骨上げ後に初七日法要が行われていました。
しかし、最近では「初七日法要」が葬儀式内(式中初七日法要に執り行われてきております。
これは宗教離れ・仏教離れからくる葬儀の簡略化によるものと思います。

初七日法要・図示

   式中初七日法要      繰り上げ初七日法要

死亡

遺体安置

枕経

葬儀社打ち合わせ

通夜

               
  葬儀式           葬儀式
(式中初七日法要)       
               
  火葬場           火葬場
                
               繰り上げ初七日法要

青色が式中初七日法要、赤色が繰り上げ初七日法要の行い方です。

安心・格安なお布施

安心して格安のお布施での葬儀を行うのは、「良心のお葬式」が、元警察官・現僧侶が顧問として在籍させ、悲しみの中にも遺族の方が力強さを持ってもらうためです。

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お坊さんの読経葬儀

葬儀は「仏教が起源」

何故、お葬式は「お坊さんのお経」で行うの?それは、葬儀の始まりが「仏教」を起源としているからだよ!!

現代の葬儀は仏教が起源

葬儀は先祖供養との結びつきから

ブッダ(お釈迦さま)が生存していた当時のインドでは、仏教は葬儀とは関係ありませんでした。
しかし、インドから中国へと仏教が伝播していくにつれて、仏教は先祖供養の民間信仰と結びつくようになっていきました。

現代の習俗や文化は仏教が起源

日本に仏教が伝わったのが、536年とされています。
6世紀末に、聖徳太子が仏教を国作りの基本としたことから、様々な仏教文化が生まれました。

仏教と葬儀の結びつき

日本では、538年仏教が伝わり、6世紀末に聖徳太子が仏教を国つくりの基本としたことから、様々な仏教文化が育まれ、儀礼や習俗が確立されていきました。(日本に於いて仏教が国教となる
その代表格が葬儀です。
葬儀は仏教文化の代表
平安時代には、貴族の葬儀が寺院で行われるようになりました。

現代の葬儀は、仏教を起源とする

現代に伝わる儀礼や習俗は、仏教を起源としているものが多くあります。
その代表が葬儀・葬式です。
この葬儀・葬式は、死者が戒名(法名)を頂いて、仏(ブッダ)の弟子となり、浄土へと旅立つ儀式です。
死者は、浄土に導かれ49日後に悟りを得て、仏に成る(成仏)と言われています。

仏教の影響で僧侶が葬儀を取り仕切る

一般庶民の葬儀は、鎌倉時代以降に仏教の影響が見られるようになってきました。
当時、基本的には村落共同体で葬儀を取り仕切り、棺などを作っていたと言われています。
現在のように、僧侶が庶民の葬儀を執り行うことが一般化するのは、江戸幕府によって「檀家制度」が定められた時からです。
この檀家制度によって、全ての民衆が、いづれかの寺院を菩提寺として、その檀家になることが義務づけされることになり、葬儀も僧侶が取り仕切るようになりました。
近年では、職業が区分化され、葬儀社が葬儀を取り仕切っています。

徳川幕府が寺院を統率

寺院諸法度(お寺の統率)

徳川家康は、政権基盤を盤石なものとするために、1601年に、「寺院諸法度」を各宗派に通達した。
この寺院諸法度は、寺院を武装解除させ、治外法権を剝奪して、寺社奉行に、各宗の寺を本山から末寺と序列化して統率させたのです。

檀家・門徒制度(民衆統治)

徳川幕府は、我々民衆に対しては檀家・門徒制度(寺請制度)を定め、居住地にある寺院を旦那寺として、その寺の檀家となることを義務付けました。
幕府はこのように仏教を国教として、仏教を人民統治に利用したのです。
旦那寺は、檀家の葬祭供養を行うほか、檀家の身分を保証しました。
檀家には、旦那寺に布施を施す義務が課せられました
お寺が民衆を管理⇒檀家制度

葬儀以外で、仏教が起源のもの

日本に仏教が伝わって、聖徳太子が仏教を国作りの基本としたことから、様々な仏教文化(儀礼・習俗)が生まれ、その代表格が葬儀です。
葬儀以外で、仏教を起源としているものに、お彼岸やお盆があります。
このお彼岸やお盆は、仏となった先祖を偲び、同時にこの世にいる自分たちを守ってくれるように祈る行事です。
埋葬などの関係⇒墓地、埋葬等に関する法律の概要

葬儀の時の読経(おきょう)

葬儀の際、葬儀社と僧侶は別々に依頼

葬儀の際、僧侶の読経は、一般的には最初に枕経・通夜経・葬儀式でのお経・初七日法要の4回です。
お布施は、依頼先・地域・寺院・僧侶によって、お布施の金額が違います。
お坊さん(僧侶の読経)は、葬儀社とは別々に依頼しましょう。

枕経は、亡くなって直ぐにあげる
葬儀前に行うことが大切

枕経(まくらぎょう)は、お釈迦さまに「ありがとうございました。お世話になりました」とあげるお経なので、葬儀社打ち合わせ・依頼前にあげなくてはなりません。

通夜経・通夜の時にあげるお経

亡くなられた当日に通夜を行わない場合は、仮通夜を行います。

葬儀式・火葬場・初七日のお経

葬儀・告別式のお経、葬儀・告別式後に火葬場に於いてあげるお経、火葬後にあげる初七日法要(繰り上げ初七日法要)のお経があります。
近年では、繰り上げ初七日法要ではなく、葬儀・告別式内に初七日法要のお経(式中初七日法要)をあげる方式が多くなっています。

還骨法要

火葬後、お骨になってきたときにあげるお経ですが、近年では、火葬後に繰り上げ初七日法要を行うことから、この還骨勤行は省略されています。
葬儀の際の僧侶のお経⇒読経

葬儀と戒名(法名)

日本は昔から、葬儀となれば僧侶の読経でお葬式を執り行っていました。
亡くなれば、必ず戒名(法名)を付けていました。
戒名とは、厳しい戒律を守って仏門に入った人の名前のことです。
修行をして、経典を学び、仏教を教学した証として与えられるものなのです。
現代では、仏の弟子となった時に頂く名前を戒名といっています。
本来、戒名は死後に授かるものではなく、あくまでも出家した人が授かるものですが、現在は死後に授かるのが殆どとなっています。
浄土真宗では「戒名」とは言わず「法名」といいます。

葬儀と僧侶とお経

死⇒葬儀

葬儀とは、亡くなった時に行う葬送の儀式です。
つまり、葬儀とはあの世に亡くなった人を送る儀式で、僧侶などが中心となって行います。
それに対し、告別式は、故人を偲び、親戚縁者・近親者など一昔までは葬儀と告別式は別々に行われていましたが現在は区別なく「葬儀・告別式」として同時に行われています。

お坊さん

仏教が伝来したのは6世紀ごろです。
仏教は中国から伝わってきました。
当時はまだ僧侶もいませんから、中国人とやりとりをしていたのは、中国語が話せて漢字が読める知識層、いわゆる当時のインテリである貴族や役人だったと思います。
仏教は大変難しい教えであり、知識層であっても理解に苦慮したと思います。
そこで、日本においても仏教を学べる人間を増やそうと、中国へ人を派遣して学ばせ、国中に広げようとしました。
それが僧侶の始まりです。

お経

お経は、お釈迦さまの説かれた教えです。
教えを説いてもらったお釈迦様の弟子たちにより誕生しました。
お釈迦様が亡くなったの、紀元前5世紀頃と言われており、この頃にお経の原型も生まれたと考えられています。

死⇒葬儀⇔宗教の関り

日常、私たちはなかなか気づかないですが、死 と常に隣り合わせに生きているのが現実です。
身近な者の死によって、そのことを気づかされることがあります。
死の恐怖などから宗教・仏教というものが生まれ、古来から現代まで、宗教・仏教が脈々と受け継がれてきているのはそのためではないでしょうか。
人の死は、今日まで仏教と深く関わってきました。
現代もそのことは受け継がれ「人の死」イコール僧侶の読経となっております。
只、最近は人の死が軽んじられてきている事なのか、お葬式も簡略化され、僧侶の読経もなく葬儀が終わるということがあります。
人には、良いも悪いもその人の人生があったと思います。
そのことを大切に思い厳粛なる葬儀・厳粛なる僧侶読経が必要ではないでしょうか。

日本仏教

日本の仏教の最初
日本に仏教が伝えられたのは欽明天皇の時代です。
百済の聖明王が、釈迦仏金銅像と経典・仏具などを朝廷に奉献しました。これが仏教が伝えられたはじめです。
渡来人からの仏教伝来と葬儀の始まり
江戸時代の国学者の著書の中に、日本に葬儀・葬式に宗教が関与した記述がある。
その宗教というのが仏教です。
仏教は、はじめから葬式・葬祭にのみ関与する宗教であったわけではありません。
葬儀とは、死者の霊を墓に納める宗教儀礼をいいます。
人が死んでその霊魂が永久に安住する墓に納める方法は時代とともに変遷してきました。

仏教と葬儀と火葬


仏教と葬儀(火葬)
仏教が伝わったのは552年の欽明天皇の時代である。
大唐漢人の鞍部村主司馬達等が大和の高市郡坂田原に草堂を建て仏像を安置した。
この時、仏教と深い関係を持つ火葬が行われていたことがかまど塚に認められます。

葬儀の始まりと仏教の関り

葬儀の始まり
葬儀とは、死者の霊を墓に納める宗教儀礼をいい、人の死を弔うための儀式です。
墓に納める方法は時代とともに変遷してきました。
葬る方法は土葬、火葬、水葬など色々な方法があります。
葬るあり方が、時代とともに変わり葬儀は葬儀場で行い、荼毘は火葬場で行うようになってきて、その間に神官、僧侶、牧師らが関与するようにもなってきました。
一昔前までは、葬儀(式)と告別式は区別して行われていました。
告別式とは、告別式に参列した人たちが、焼香や献花をもって死者に対してお別れをする儀式のことをいいます。
最近では、葬儀(式)と告別式が一緒になって行われています。
人の死によって、葬儀と仏教が結びついてきました。
葬儀は必要(葬式無用論)?
葬儀は、死者の霊を弔うことが目的である。
只、現代は形がい化してきて、生きている者の見栄とか慰めとか或は慣習的に感動が伴うことなく行われている感がぬぐえないところがあります。
そして、かなりの出費が伴っています。
葬儀に宗教の関与
江戸時代の国学者の著書の中に、日本に葬儀・葬式に宗教が関与した記述があります。
その宗教というのが仏教です。
仏教としても、はじめから葬式・葬祭にのみ関与する宗教であったわけではないと思います。
形骸化したのは近世になってからだと考えられます。
寺壇制が確立され、寺院側の檀家支配の統制下と、寺院運営経費の面から様々な葬儀、法要の形式を確立するため必要性に迫られたためだと考えられます。
であるから、祭主や喪主などの遺族の側からの意思は含まれていません。
僧侶は、仏教に専念して勤行に努めるよりも、収入面に振り回されて、自らの品格を高めることは二の次となり、次第に死者に引導を渡すことができない僧侶が増えたのです。
縄文・弥生時代
縄文・弥生時代の墳墓から、埋葬法の変遷が分かります。
その墓は貝塚、洞窟、砂丘の中に多く見いだされます。
人骨は伸展葬、屈葬、座位などのものもみられます。
死者を葬るには、土中に埋める方法が多く用いられました。
土中から発見される死者は、多くは折り曲げられたり石を抱かされたりして、この世に蘇らないように圧迫されています。
縄文時代から弥生時代になるにしたがって、棺に納められるようになりました。
これは、死者の霊を恐れることと、死者の霊を大切にして祖霊として子孫を守ってほしいという願いが込められたものと考えられます。
日本人は、死者の霊を恐れることから、祖霊に対して最も恐るべき存在であると考えていました。
半面、霊を最も親しむべき尊敬に価するものと考えており、このため霊をその時々においてまっつたのです。
人が喜ぶときは、神も喜ぶものと考えて招待の時期を定期的に決め、霊をまっつたのです。
その際には、供養をすると同時に魔除けの呪術を怠らぬように努めていました。
これは祖先にささげたものが、他の悪霊によって荒らされぬようにと考えたためだといわれていますが、実際は、祖霊に対しては、親愛感とともに、一種の恐怖感を持っていたのでしょう。
縄文時代は墓標は立てなかったようですが、弥生時代は死者を追想するようになって墓標を立てるようになったようです。
火葬
火葬の始まり
火葬は、インドに端を発し中国を経て我が国に伝えられました。
それは仏教の伝来よりやや遅れ僧道昭によってなされました。
「続日本紀」「万葉集」の中に火葬がされたという内容の文があり、6世紀末から7世紀ごろには人が亡くなった場合は火葬の風習があったともいわれています。
持統、文武、元明、元正天皇は、火葬をもって葬られたという記録もみられます。
これは、仏教的葬法であるとみることが出来ます。
カマド塚には、火葬人骨があり、火葬を行ったことが裏付けられています。
火葬の浸透
火葬はインドから中国へ伝わっていきました。
後に新羅に伝わり火葬が流行し始めました。
日本においても奈良時代に全国的に普及浸透していきました。
又、上流階級の人々をはじめ有位無位に関わらず広範囲に渡っています。
骨壺
遺骨の収納方法は骨壺と言われる鞠型の容器に納めて埋葬されています。
骨壺には、陶製のものが多く、銅製、金銅製のものがこれに続いている。
しかし、当時は土葬墳も少なくありません。
神信仰の減少
日本は、誕生以来農業国です。
国是は農本主義的であり、宗教儀礼も農耕儀礼を基盤にしていました。
只、戦後の日本は高度経済政策によって農業国家としての基本構造を変えさせ、かって日本の持っていた国家構造の基盤にさえ大きな動揺をもたらしました。
日本の持っていた祖霊が、農業生活を守ってくれるという意識、そのことを基盤とする日本人の神信仰を変化させていきました。
家には神棚や仏壇が少なくなり、墓と神棚・仏壇の結びつきは断たれ、神社や寺との結びつきも断絶していき、現代は核家族が主流となっています。

葬儀と僧侶読経!!

僧侶の読経で故人を送る
我が国は仏教国ということで、昔からお葬式においては、僧侶の読経で故人を見送っています。
現代は宗教離れ・仏教離れ・檀家離れと言われる時代ですが、私たちの心の中には「僧侶のお経で故人を送ってあげたい」と思う気持ちが根強く残っています。
故人をお経で送ってあげることは、故人の遺徳をしのび、残された者の幸せを叶えるものなのです。
葬儀と通夜
私達は、故人の死を厳粛に受け止め、故人を偲んで通夜を執り行い、お経をあげさせて頂きます。
葬儀と葬儀式
葬儀式には、親族、親戚縁者、故人のお世話になった方、故人と何等かの形で関わった方などと伴に、お経をあげて故人を偲びます。
これらのことが、葬儀時の仏事としての読経なのです。
葬儀時のお経の大切さ
私たちは古来より、仏教を信じ守って来ました。
そして故人の死を厳粛に受け止め、偲ぶ形として葬儀・葬式という形が作られてきました。
現代は、目に見えるもの、裕福なことが幸せ、という観念で生きてきているように思います。
ですが、目には見えななくとも、自分があるのはご先祖のおかげということを、認識すべきことによって幸せが訪れると思います。
どのような葬儀であっても、ご先祖が信心してきたお経での葬儀を執り行うことが大切だと思います。

葬儀相談・葬儀の時の読経

西宮・神戸・芦屋・伊丹・尼崎・豊中
などの地域に於いて、葬儀・家族葬対応

葬儀・家族葬のお葬式、葬儀時のお坊さんのお経は、西宮・神戸・尼崎・伊丹を基点として、姫路・芦屋・宝塚・三田・川西・摂津・茨木・豊中・吹田・枚方・高槻・大阪・池田・箕面・寝屋川・堺・京都・東大阪・明石・加古川・たつの・太子町・長岡京市など関西・近畿圏の地域に於いて、受理・葬儀相談を行っています。

枕経(まくらぎょう)
枕経とは、亡くなって何をおいても、直ぐにあげるお経なのです。
勿論、葬儀社に依頼する前にあげるお経です。
枕経は本来、亡くなろうとする者が、死の間際に、お釈迦さまに対して「ありがとうございました。娑婆では大変お世話になりました。」と、あげるお経なのです。
臨終を迎えようとする者があげるお経ですので「臨終勤行」とも言います。
死を迎えようとする者が、中々自分ではお経をあげにくいため、僧侶がその者に代わって、その者の枕元でお経をあげるのです。
故に、枕経と言います。