葬儀の行い方は、色々あるの?
その通~り葬儀のやり方によって、葬儀費用が大きく違います

お葬式の基本

お葬式の行う方法は3方法です。そのうちの1方法を選び、自分が執り行いたい葬儀を行います。

お葬式の基本は3方法

葬儀(お葬式)の基本は、直葬(釜前葬)1日葬一般葬の3葬儀方法です。
仏式・無宗教葬など、どの葬儀に於いても3葬儀方法から1つを選んで行うことになると思います。
葬儀を知る⇒葬儀家族葬

葬儀方法の違いによる葬葬儀費用の差

直葬の葬儀
10万円前後~


1日葬の葬儀
40万円前後~



一般葬の葬儀
50万円~
100万円前後


葬儀方法の違いによって、葬儀費用の大きな差

一般葬の葬儀と直葬の葬儀を比べると、明らかに大きな葬儀費用の差となります。

基本を踏まえ自由な葬儀

お葬式となった場合、お葬式は3つの方法から1つを選んで執り行うことが大原則としてとらえ、自分の執り行いたい音楽葬・無宗教葬・ワイン葬などを行えばよいのです。


例えば、音楽葬でしたいと考えるならば、
1日葬か、一般葬のお葬式となります。
直葬は、式が無いのですから、該当しません。
1日葬は、葬儀式の時にお経の代わりに音楽を奏でる、となります。
一般葬では、通夜の時に音楽を奏で、翌日の葬儀式に音楽を奏でる、お葬式となるのです。
葬儀予算を考え、自分宅にあった葬儀(お葬式)を選ぶことが大切です。

葬儀(お葬式)3方法の説明

お葬式には、色々な葬儀(お葬式)の方法があります。
近年、葬儀業界は、一大産業をなし、業者は色々な葬儀方法を打ち出しております。
只、どのような葬儀に於いても、下記の3方法から1つを選んで行う事となります。

葬儀(お葬式)の3方法

直葬(釜前葬)
1日葬
一般葬
大きく分けて3分類

直葬(釜前葬)
直葬とは、お亡くなりになって24時間遺体を安置した後、葬儀式など執り行わずに火葬に付す葬儀です。
釜前葬とは、火葬場に於いてご遺体を火葬に付す直前に、僧侶の読経を行うことをいいます。

1日葬
1日葬とは、通夜を行わず、翌日の葬儀式のみの葬儀(お葬式)をいいます。
近年、増えつつある葬儀形態です.

一般葬
一般葬とは、従来から執り行われてきた通夜があり、翌日に葬儀式を行う葬儀形態です。
この一般葬は、近年減少傾向にある葬儀形態です。

3葬儀方法の葬儀費用

3葬儀方法で1番、葬儀費用が掛からないのは、「直葬(釜前葬)の葬儀」

直葬の葬儀費用は、10万円~20万円

葬儀は、個々人の考えによって色々な葬儀で行うことが出来ますが、基本的には3方法を基盤として、その基盤の上に立って色々な葬儀が行われているのです。
その基盤とは、・直葬の葬儀・1日葬の葬儀・一般葬の葬儀の3つの葬儀方法で、その1つが直葬の葬儀です。
葬儀関係⇒家族葬

直葬、葬儀の流れ

直葬、葬儀の流れ
直葬の葬儀は、ご遺体を24時間安置した後、葬儀・告別式を行わず火葬に付す葬儀方法です。

死亡→搬送→安置→火葬

① 近年は大半の方が病院で亡くなれらると思います。
② 亡くなられた後、葬儀式場或はご自宅へご遺体を搬送します。
③ ご遺体搬送後、安置します。
④ 葬儀式などを行わず、火葬場に於いて火葬に付します。

直葬(釜前葬)の僧侶の読経

釜前葬
死亡→搬送→安置→火葬火葬場でのお経

釜前葬は、直葬葬儀であっても、火葬直前に僧侶がお経をあげる。図では、火葬(火葬場でのお経

日本は昔から、僧侶のお経で故人を送っていました。
近年、直葬の葬儀が増加傾向にありますが、直葬の葬儀であっても、火葬場でお坊さんにお経をあげてもらう葬儀(釜前葬)を行いましょう。
又、直葬の葬儀を行うにあたっても、安置先でにあっても、亡くなられてから出来るだけ早く、葬儀社依頼前に枕経(まくらぎょう)をあげてはどうでしょう。

3葬儀方法で2番目に葬儀費用が掛からないのは、1日葬の葬儀」

1日葬の葬儀費用は、約40万円~50万円

葬儀は、個々人の考えによって色々な葬儀で行うことが出来ますが、基本的には3方法を基盤として、その基盤の上に立って色々な葬儀が行われているのです。
その基盤とは、○直葬○1日葬○一般葬の3つの葬儀方法で、その1つが1日葬の葬儀です。
葬儀を知る⇒葬儀家族葬

1日葬

1日葬の葬儀3方法の1つ
1日葬の葬儀とは、通夜が無く1日で葬儀を行う葬儀形態です。

1日葬の葬儀の流れ
搬送 安置 →通夜 
 告別式 →搬送 →火葬場
赤色が1日葬で行われる流れです
通夜はありません
死亡→ 搬送    死亡場所から安置場所へご遺体搬送
搬送→ 安置  死亡場所からご遺体を搬送し安置
告別式  通夜の無い、1日での告別式
搬送  葬儀終了後、火葬場へ搬送
火葬場  最後のお別れ場所
1日葬の葬儀内容
1日葬、葬儀物品
①寝台車での搬送
(自宅或いは病院から 式場、10km以内まで)
②役所手続
③お棺
④骨壺・骨箱
⑤ドライアイス
(3日分)
⑥仏衣一式
⑦お棺用布団
⑧枕飾り一式(安置時)
⑨生花祭壇(2m・1段) 或いはそれに代わる物
⑩白木位牌
⑪遺影写真(カラー)
⑫ご安置料金(2日間)
⑬式場使用料
⑭スタッフ
(進行係含む)
⑮お別れ花束
⑯寝台車での搬送
(式場から 火葬場へ)
※右記、葬儀プランは、対応地域全てに対応するものではありません。
1日葬、葬儀のメリット・デメリット

メリット
1日葬の葬儀は、従来の通夜・翌日の告別式と、2日に亘ってお葬式を行うのではなく、通夜を行わず、告別式のみを行うもので、1日でお葬式が終わってしまいます。
2日でお葬式を行うところを1日で行うのですから、当然、葬儀費用も半分とはいかないまでも、安くお葬式を執り行うことが出来ます。
1日で行うということは、参列者の連絡においても人数制限を行って連絡されるでしょうし、食事関係も費用の削減につながります。
葬儀式場にしても、限られた参列者であれば小規模の式場で足りると思います。
小規模の式場であれば、祭壇にしても、費用の高くつく大規模な豪華な祭壇を用意しなくても済みます。
葬儀で一番高くつくのは祭壇費用です。
そのことなどを考えますと、この1日葬の葬儀は「お金をかけないお葬式」では最適なお葬式方法かもしれません。
参列者の人数制限を行うということは、それだけ参列者への気配りなど、気を遣うのが少なくて、従前の2日に亘るお葬式と比べれば気分的に楽だと思います。
デメリット
1日葬の葬儀は、従前では2日をかけて行っていたお葬式を1日で行うのですから、遠方の親戚縁者はお葬式に時間的に間に合わないということも出てくると思います。
又、2日で行っていたお葬式を1日で行うのですから、故人を偲ぶ時間も制限され、故人を偲ぶということが疎かになりかねませんし、「形だけでお葬式を行った」と、とられかねません。
人数の制限を行った場合、「何故、連絡してくれなかった」と批判を受けかねません。

3葬儀方法で1番葬儀費用が掛か狩るのは、一般葬の葬儀」

一般葬の葬儀費用50~100万円~

葬儀は、個々人の考えによって色々な葬儀で行うことが出来ますが、基本的には3方法を基盤として、その基盤の上に立って色々な葬儀が行われているのです。
その基盤とは、○直葬○1日葬○一般葬の3葬儀方法なのです。
葬儀方法は、葬儀費用に大きく作用します。
葬儀を知る⇒葬儀家族葬

一般葬の葬儀

一般葬の葬儀3葬儀方法の1つ
一般葬の葬儀とは、死亡後に葬儀式場に於いて通夜を行い、翌日に告別式を行う葬儀形態です。
従前から行われている通夜のあるお葬式のことです。

一般葬の葬儀の流れ

搬送 安置 →通夜 
 告別式 →搬送 →火葬場
赤色が一般葬で行われる流れです
死亡→ 搬送    死亡場所から安置場所へご遺体搬送
搬送→ 安置  死亡場所からご遺体を搬送し安置
通夜  最後の夜のお別れの儀式
告別式  通夜の翌日に行われる儀式
搬送  葬儀終了後、火葬場へ搬送
火葬場  最後のお別れ場所

一般葬の葬儀物品内容

一般葬・葬儀物品
①寝台車での搬送
(自宅或いは病院から 式場、10㌔m以内まで)
②役所手続
③お棺
④骨壺・骨箱
⑤ドライアイス(3日分)
⑥仏衣一式
⑦お棺用布団
⑧枕飾り一式(安置時)
⑨生花祭壇
(2m・2段)或いはそれに代わる物
⑩白木位牌
⑪遺影写真(カラー)
⑫ご安置料金(2日間)
⑬式場使用料
⑭スタッフ
(進行係含む)
⑮お別れ花束
⑯寝台車での搬送
(式場から 火葬場へ)
※右記、葬儀プランは、対応地域全てに対応するものではありません。

一般葬のメリット・デメリット

メリット
○ 故人を偲び、ゆっくりとお別れができる 
○ 葬儀を行ったという、華やかさがある
デメリット
○ 弔問客への対応など、身体的負担が大きい 
○ 費用が多くかかる

一般葬・1日葬で行われる葬儀

一般葬・1日葬

家族葬(一般葬・1日葬で行われる)
身内だけの少人数で執り行う葬儀(お葬式)形態です。
一般葬・1日葬でも執り行えます。
近年、核家族化、親戚縁者・近隣者との疎遠化によって、多くの方が執り行っている葬儀形態です。

密葬

密葬(一般葬・1日葬で行われる)
密葬とは、故人の家族・親戚や親しい友人などで小規模に行う葬儀のことです。
大規模な葬儀を行う前に、行われる少人数での葬儀(お葬式)形態と思えばいいでしょう。
近年、この言葉はあまり使われなくなりました。

社葬

社葬(一般葬・1日葬で行われる)
社葬とは、会社の社長など企業の代表者や創設者のように特別な功績を残した人などが亡くなった場合に行う葬儀形態です。

自宅葬

自宅葬(一般葬・1日葬で行われる)
自宅葬とは、他の葬儀式場などを使用せずに、自宅でお葬式を行う葬儀形態です。
最近は殆どが葬儀社の式場を利用していますが、近年、自宅でされる方も出てきております。

無宗教葬

無宗教葬(一般葬・1日葬で行われる)
無宗教葬とは、仏式の読経など宗教色のない葬儀形態をいいます。
故人の思い出をビデオで流したりなど葬儀の際に行います。

生前葬

生前葬(1日葬で行われる)
生前葬とは、生きている間に親しい友人・知人に連絡し自分自身の葬儀を執り行う葬儀形態です。

音楽葬

音楽葬(一般葬・1日葬で行われる)
音楽葬とは、仏式、神式など宗教色を出さない葬儀で、葬儀の間音楽を流して行う葬儀(お葬式)のことです。

福祉葬

福祉葬(各市町村の行い方)
福祉葬とは、生活保護を受けている方が亡くなり、その遺族が葬儀費用を出すことが出来ない場合に、自治体が葬祭扶助の範囲内で執り行う葬儀のことです。
福祉葬は、生活保護第18条に規定されています。
この福祉葬は、生活保護葬民生葬とも呼ばれています。

ロケットで打ち上げ

宇宙葬(一般葬・1日葬で行われる)
葬儀(お葬式)の後、お骨をロケットで宇宙に打ち上げる葬儀方法とご遺体をロケットに乗せ打ち上げる葬儀方法です。

葬儀の費用

葬儀の費用とは、葬儀費用+実費+宗教者へのお礼の3つを合わせた費用をいいます。
葬儀費用は、葬儀方法で決まります

葬儀の費用=基本葬儀費用+実費+宗教者の謝礼

基本葬儀費用
祭壇や棺・式場借り上げ費用や人権費など葬儀を執り行うための費用
実費
通夜振る舞いや精進落としなどの料理、返礼品で、葬儀社が専門業者に依頼して、葬儀社が立て替えている費用
宗教者へのお礼
お坊さんへのお布施、神道の祭祀料、献金など

葬儀費用の内訳

1、基本葬儀費用

基本葬儀費用とは、葬儀に必要な物品や葬儀の人件費などで、葬儀社の利益になるものです。

2、葬儀の実費(飲食・タクシー代等)

葬儀の実費とは、葬儀に際しての、通夜振る舞いや精進落としの飲食費、遺体搬送などの霊柩車・寝台車・マイクロバスの借り上げ費用をいいます。

3、宗教者への謝礼
依頼先によって、お布施額に違い

お葬式時のお坊さんのお経(読経)に対するお布施です。

各費用の確認

基本葬儀費用(葬儀社の利益の部分)

葬儀には、色々な葬儀物品(祭壇・棺など)が必要です。
祭壇は、安い物から高額なものまで何種類もあります。
棺に於いても多種で金額もピンキリです。
自分宅の葬儀予算と相談しながら決めていきましょう。
葬儀社によって、「セットプラン」「パックプラン」「葬儀一式」という名目で打ち出している所もあります。
葬儀費用には、いらない物品が含まれている場合もありますので注意が必要です。

実費費用(料金の変動もある)

実費費用として、車両借り上げ費、飲食費などがあります。
車の深夜割増、参列者の人数変動による飲食費などは変動があります。
葬儀社に具体的に聞いておくのが大事なポイントです。

宗教者へのお礼・お布施

一番注意しなければならないのは、宗教者の謝礼つまり、お布施です。
宗教者の依頼先によっては、仲介手数料が派生し、高額なお布施となってしまいます。
この仲介手数料は、依頼者には仲介手数料が分からないため、法外なお布施を渡すことになります。
直接お寺に依頼しても、護寺費を名目に「法外なお布施のお寺」もありますのでこれも要注意です。

葬儀費用と実費の内訳

葬儀費用

葬儀費用は葬儀社の利益となる部分です。

祭壇
白木祭壇や花祭壇があります

身長・体重によってサイズや料金が変動します
布団・給水シーツ
故人の移動や安置するときに使う
ドライアイス
通常、1日に1回(10㎏)使用、季節や火葬までの日数によって変動します
枕飾り
安置の際、枕元を飾る仏具一式
白木位牌
戒名(法名)を記載した木のもの、
葬儀から四十九日まで使用します
遺影写真
カラー・額縁付きが基本です
骨壺
火葬した後にお骨を納める壺です、
骨壺を納める骨箱が付いてくる場合があります
湯灌
専門のスタッフが遺族と一緒に故人の身体を清める、
仏衣を着せ髪を整え、死化粧を行う
納棺用品
故人の着る仏衣など
仏具
線香、蝋燭、焼香台など焼香道具一式
供物
祭壇に供える果物・菓子など
生花
祭壇に飾る花、枕花、最後のお別れの際に使用する花など
会葬礼状
通夜や告別式に訪れた弔問客に渡す礼状
受付事事務用品
受付で使用する芳名帳など事務用品一式
看板
式場前に建てる看板や道案内の看板
企画運営費
式の企画運営を行う人件費
その他の人件費
司会者、接待係(献茶係)、ガードマンなど
事務手続き手伝い
役所への届け出や必要に応じて遺族の代わりに行う
後飾り
葬儀後、自宅に飾る祭壇、位牌や骨壺を置く

※注
近年は、葬儀も簡略化されている面もあり、葬儀物品で不必要なものもありますので、葬儀の打ち合わせの際に、よく検討しなければなりません。

実費

葬儀社が各業者に依頼して費用を立て替える部分です。

寝台車
病院などから安置場所へ、安置場所から葬儀式場への搬送車両、
夜間の割増料金がかかることもあります
霊柩車
葬儀式場から火葬場までの搬送車両
近年は、寝台車で代用することもあります
マイクロバス
親族などが火葬場に移動するための車両
安置料
安置施設に預けた場合の料金、
日割り計算されることもあります
式場使用料
通夜、葬儀・告別式の式場の使用料
火葬料
火葬場に支払う料金、
各市町村の料金設定に注意
通夜振る舞い
通夜後、親族などに出す飲食
精進落とし
葬儀式後に、親族などに出す飲食
返礼品
会葬礼状と一緒に渡す、弔問客へのお礼の品物

近年の葬儀(お葬式)傾向

個々人の望む葬儀
一昔前は、殆どが通夜があり翌日にお葬式を執り行う葬儀が大半でした。
近年は、今まで通りの一般葬、通夜の無い1日葬、全くお葬式をしない直葬、直葬でありながらも、火葬に付す直前に僧侶にお経をあげて頂く直葬の釜前葬と色々な葬儀方法が出てきております。
この葬儀方法のうちに於いても、それよりも更に自分に合った、或は自分宅に見合った個性のあるお葬式方法も行われています。
葬儀方法は、自由に決められるのです。
例えば、無宗教葬・音楽葬なども、自由に決めた葬儀方法です。
斡旋業の関り
現代はメデァの発達によってスマホなどで葬儀社を探す傾向から葬儀社・葬儀業者、或は宗教者に直接葬儀依頼を行うのではなく、葬儀に関係のない第三者的立場の斡旋業者を通しての葬儀も増加傾向にあります。
お葬式に葬儀費用をかけない
現代は、宗教離れ・仏教離れ・核家族化・人と人の疎遠化などによって、葬儀(お葬式)にはお金をかけない葬儀(低額・低料金の安い葬儀)となっています。
その影響か、葬儀費用も一昔前から比べれば低額・低料金になっているようです。
豪華・華やかな葬儀の減少
近年、葬儀(お葬式)にお金をかけないことから、豪華・華やかな高度経済成長期頃の葬儀は影を潜めています。
少人数での葬儀
お金をかけない葬儀(お葬式)に関係していることだと思いますが、ほんの少人数でのお葬式、近親者のみで行うお葬式が大半を占めています。
一昔のように多くの参列者を迎えての豪華なお金をかけたお葬式は影を潜めているのが現状です。
小さなお葬式
近年、核家族化・親戚縁者との疎遠化・近隣住民との希薄化などから、こじんまりとした小さなお葬式が主流となってきているようです。
小規模なお葬式
家族葬など少人数でのお葬式を執り行う傾向から、お葬式自体が小規模なお葬式となってきています。
近隣者には知らせない
身内に葬儀(お葬式)が取れた場合、故人の居住先など近隣居住者に、亡くなったことを知らせずにお葬式を執り行っているケースが増加傾向にあります。
通夜への参列者が増加
近年、職種の多様化などによって、日中の葬儀への参列よりも、仕事が終わった後の通夜への参列が増えてきております。
組織が助け合っての葬儀
近年は、組織の助け合いによって行われる葬儀もあります。
例えば、「友人葬」と呼ばれる葬儀です。
日本にあっては、県人会(鹿児島県人会・宮崎県人会など)・元勤務先のOB会組合員・会員など色々な組織があります。
そのような組織を活用しての葬儀を執り行うことも、葬儀に於いては大切な方法だと思います。

自分宅は、どの葬儀方法で行うか?

直葬(釜前)


通夜・告別式無し
1日葬

通夜は無く、1日で葬儀が終わる
一般葬

通夜があり、翌日に告別式
自分宅の葬儀方針によって、葬儀方法を決定!!

個々人の考え方によって、色々な葬儀の行い方が出来ると思いますが、どの葬儀で執り行うにあたっても

直葬(釜前葬) 1日葬   一般葬

のどれかを決定して葬儀を行うことになります。
例えば、
故人が音楽が大好きで、音楽を流しての「音楽葬」を執り行う場合は、式自体がない直葬(釜前葬)では出来ません。
しかし、1日葬、一般葬で執り行うことが出来ます。

葬儀・家族葬の流れと説明

危篤・親戚や知人に連絡

危篤⇒身近な人に連絡
危篤となった場合は、一刻も早く知らせる
身内の危篤を医師から告げられた時には、家族、親族、友人・知人等本人が会いたがっている人に一刻も早く知らせましょう。
特に遠方の方には、危篤となる以前に病状などを知らせてあげましょう。

臨終⇒死

臨終
臨終とは、人が死のうとする間際をいいます。
死ぬことと思えばいいでしょう。
私達は身内の臨終を告げられた時、悲しみのあまり何も考えられないと思います。
医師などから臨終を知らされた後、
1、ご遺体を、どこに安置するのか考えましょう。
2、臨終に際しての枕経(まくらぎょう)の依頼先(僧侶)を探しましょう。
3、葬儀に関する無料相談を利用し、葬儀相談を行いましょう。
4、葬儀依頼は、何処の葬儀社にするか検討しましょう。
※安置場所までの遺体搬送は、葬儀社へ依頼すると思いますが、依頼にあたっては「搬送だけなのか」「葬儀依頼を同時に行うのか」を、よく検討して搬送を依頼しましょう。
5、死亡診断書
葬儀を行うにあたっては、法律上の手続きが必要となってきますので、臨終となった場合には、臨終に立ち会った医師から死亡診断書を貰う必要があります。

医師より死亡診断書を貰う

死亡届・死亡診断書

葬儀に際して、どうしても必要なのがこの死亡診断書です。
人が死亡した場合、勝手に埋葬するわけにはいきません。
やはり、法律に乗っ取った手続きが必要で、葬儀には死亡診断書が必要となります。

死亡診断書の役所への提出

死亡診断書を提出
医者から貰った死亡診断書を役所に提出します。
葬儀と火・埋葬許可書
死亡届を役所に提出した際、役所から火葬許可書が交付されます。
この火葬許可書を火葬場に提出して火葬となります。
火葬が済んだ後に、この火葬許可書に裏書、押印して返してくれるものが埋葬許可書です。
埋葬許可書は、5年間の保存義務があります。
埋葬する際は、墓地等の管理事務所に提出しなければなりません。

死亡から埋葬までの手続き

死亡

死亡診断書を医師から受け取る

死亡届を役所に提出

火葬許可書を受け取る

火葬場に火葬許可書を提出

火葬後、埋葬許可書を受け取る

墓地等の管理者に埋葬許可書を提出

埋葬

遺体搬送(死亡先から安置場所へ)

搬送

葬儀を考えた安置場所への遺体搬送
亡くなられた所から、遺体安置場所へ遺体搬送しなければなりません。近年、殆どの方が病院で亡くなられますので、自宅或は葬儀式場への遺体搬送となります。

遺体の安置

ご遺体安置(枕直し)
安置とは、ご遺体を丁寧に据え置くことをいいます。人が亡くなれば、ご遺体を丁寧に安置し最初に枕経を出来るだけ早くあげなければなりません。

枕経(まくらぎょう)をあげる

枕経をあげる

枕経(まくらぎょう)とは、死の直前に本人が仏さまに対し「娑婆ではお世話になりました。ありがとうございました。」とあげるお経です。
只、死の直前に本人がお経をあげにくいことから、代わって僧侶がお経をあげるのです。

通夜

葬儀と通夜の関係
葬儀とは、遺族、親戚縁者などが故人を成仏させるための儀式です。
この葬儀の前夜が通夜で、遺族、親戚縁者、故人の友人・知人などが集まって最後の夜を過ごすことをいいます。
近年、通夜のある葬儀・家族葬は減少傾向にあります。

葬儀・告別式

通夜の翌日が葬儀となります。
葬儀となった場合、葬儀や告別式という言葉を使用しますが、葬儀は、亡くなられた方を偲んで執り行われる宗教的儀式です。
告別式とは、本来は葬儀の後に行われる故人の友人・知人などが、故人とお別れを告げる儀式のことをいいます。
近年では、葬儀と告別式は同一のものとして執り行われています。
又、以前は葬儀に参列される方が殆どでしたが、近年では、通夜に参列される方が増え、翌日の葬儀に参列される方は減ってきております。

葬儀後の初七日法要

繰り上げ初七日

初七日法要とは、亡くなられた時から7日目に行う法要のことです。
この初七日法要は、中陰法要といわれる最初の七日毎の法要で、極楽浄土に行けるように読経し成仏を願います。
この初七日法要は、高度経済成長期頃から、葬儀の骨上げ後の当日に行われるようになりました。

式中初七日法要

亡くなられて七日目に執り行うのが初七日法要ですが、
近年では、その初七日法要が、葬儀式の読経のすぐ後に、初七日法要の読経として行われるようになってきました。
つまり、葬儀式中内に「初七日法要」として行われるようになってきたのです。
これを「式中初七日法要」と言います。

葬儀(お葬式)疑問点

葬儀・家族葬を考える

私達は、葬儀(お葬式)にあまり関わることがありません。
現代は多種多様な業種が存在しております。
その業種を知るには、外から見ていただけではわかりません。
お葬式(葬儀)も同じでいざ、お葬式となった場合も
「お葬式どうすれば?」
「お葬式費用はどれぐらいするのか?」
「どの葬儀社に依頼すればいいのか?」
「葬儀、どのような方法ですればいいのか?」
など、お葬式の一つ一つの事について「どうすれば?」と悩んでしまいます。
複雑な現代社会では、「葬儀(お葬式)」について知らなくて当然なのかもしれません。
近年は高齢化社会となって、葬儀業界は一大産業となっております。

葬儀業界は一大産業化

葬儀社が乱立し、葬儀に関わる他業種も出現し、葬儀業界は複雑化しております。
又、競争激化から、それぞれの葬儀社が色々な葬儀に関する集客方法を打ち出してきております。
葬儀社によって
・様々な葬儀方法
・その葬儀方法の細分化
・様々な葬儀内容
・その葬儀内容の細分化
・葬儀内容のオプション化
・その細分化された内容に見合った葬儀の金額設定
・葬儀に関わる商品の販売
・葬儀後のお手伝い
など、各葬儀社は工夫を凝らし葬儀の集客を図っております。
葬儀業界が一大産業をなしていることから、葬儀社ではなく、葬儀を斡旋する企業も出てきております。
その企業の中には、他産業から葬儀業界に参入し、その企業のネームバリューで集客し、葬儀業者に斡旋する企業、
パソコン・テレビなどのメデァを利用して集客し、葬儀業者に斡旋する企業などがあります。
私達は葬儀社の実態を知らない中で、葬儀の依頼をしなければならないわけです。
葬儀の参考⇒葬祭業

葬儀の分からない事

お葬式に直面した場合「色々な、どうすれば?」が、出てくるのは当然です。
葬儀・家族葬で分からない事項
・葬儀は何をどうするのか?
・葬儀の葬儀方法はどうするのか?
・葬儀に際し、葬儀費用はどれくらいなのか?
・葬儀となった場合、葬儀費用は高いと聞くが安くできないのか?
・葬儀に際し、葬儀の方法によっては安く出来るのではないか?
・葬儀となった時、葬儀社はどこに依頼すれば?
・葬儀となった時、葬儀社をどのようにして選べばいいのか?
・葬儀となった時、葬儀となった時、お坊さんはどこに依頼すればいいのか?
・葬儀となった時、良いお坊さんに依頼するにはどうすればいいのか?
・葬儀となった時、お布施はどれくらいするのか?
・葬儀となった時、葬儀場所はどこですればいいのか?
・葬儀となった時、宿泊できる葬儀会館で行うのがよいのか?
・葬儀となった時、葬儀社の会員になっているが安くできるのか?
・葬儀となった時、あまり悩まず葬儀社任せにすれば、スムーズに葬儀が執り行われるのではないか?
・葬儀となった時、葬儀内容はどれを選べばいいのか?
・葬儀となった時、葬儀の物品はどれを選べばいいのか?
・葬儀となった時、身内のどこまでに訃報を知らせればいいのか?
・葬儀となった時、お仏壇は無いがどうすれば?
・葬儀となった時、お墓は無いがどうすれば?
・お葬式(葬儀)後の法事はどうすれば?
・葬儀後の法事のお布施はどのくらいか?
など、色々葬儀に関して悩むことが出てくると思います。

葬儀は、葬儀相談からが始まり

葬儀・家族葬の相談・解決

利害関係のない所に相談・解決

葬儀に於いて、葬儀社或は葬儀斡旋業社に相談すれば、誘導される可能性がありますので、利害関係のない所に無料相談をするの最良です。

元警察官・現僧侶の
「良心のお葬式」の顧問に相談

「良心のお葬式」の顧問である元警察官・現僧侶に無料相談を行う。
良心のお葬式」は、元警察官・現僧侶を顧問として、葬儀、法事・法要を承っています。

元警察官・浄土真宗本願寺派(西)僧侶として

元警察官だから社会状況を把握し、その上に立って葬儀の無料相談を受理、又、浄土真宗本願寺派(西本願寺派)僧侶として、葬儀の時など全ての読経に対応

元警察官 教師資格の現僧侶

身内の死

無料相談によって、いいお葬式‼

相談(元警察官僧侶)

 連 絡 

 お寺(僧侶)    葬儀社

お葬式について知りたい!!

お葬式はあまり経験しないことです。
お葬式の全ての困りごと・お葬式について知りたいこと全についてお答えします。
お葬式となった場合、どこに連絡すればよいか分かりにくいものです。

葬儀依頼前に必ず、葬儀相談を行うこと!!
  

ご遺体搬送まで時間は充分あります

次に、遺体搬送の依頼を行う

相談後に枕経(まくらぎょう)をあげる

次に中陰段(祭壇)など用意 

通夜式となります

通夜の翌日の告別式  

元警察官で現僧侶の略歴 

学生時代から葬儀・法事・法要にたずさわる

      ⚋ 常に、遺族に寄り添うことを第一に ⚋
略歴
出身 揖保郡太子町で生を受ける。
(父親は鹿児島、母親は宮崎出身)
学歴
姫路市網干小学校・網干中学校・兵庫県立姫路南高を卒業・昭和45年龍谷大学を卒業
大学時に僧侶資格取得・その後、教師資格取得
経歴
昭和45年卒業と同時に兵庫県警察官へ、平成20年に38年間務めた兵庫県警察官を定年退職
現在は、浄土真宗本願寺派(西本願寺派)僧侶として活動
警察官時代
大学卒業時に、僧侶資格を取得。
卒業後は父親の跡を継ぐように警察官となり、定年を迎えるまで38年間兵庫県警察官として奉職しました。
※葬儀・法事の参考⇒浄土真宗