お葬式の基本は3方法

葬儀(お葬式)の基本は、
・直葬(釜前葬)
・1日葬
・一般葬
の3葬儀方法です。
仏式・無宗教葬など、どの葬儀に於いても3葬儀方法から1つを選んで行うことになると思います。
葬儀予算を考え、自分宅にあった葬儀(お葬式)を選ぶことが大切です。
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1日葬のお葬式
1日葬のお葬式とは、お葬式の基本である3葬儀方法の1つです。
1日葬のお葬式
1日葬のお葬式とは

お葬式に於いて、従来行われていた通夜式はなく、告別式のみを執り行う葬儀方法(葬儀形態)です。
葬儀(お葬式)が1日で終わります。
1日葬の流れ
【1日葬の流れ】
病院又は自宅で死亡
⇩
自宅又は葬儀社の霊安室に安置
⇩
1日での告別式
(前日の通夜式は無し)
⇩
火葬場に於いて僧侶の読経
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火葬
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約2時間後に骨上げ(収骨)
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自宅或いは葬儀会館で繰り上げ初七日
⇩
自宅に帰る
搬送 | 安置 | 通夜 |
告別式 | 搬送 | 火葬場 |
僧侶の読経
1日葬では、通夜式がありませんから通夜での僧侶の読経はありません。告別式のお経となります。
この1日葬も最近、急速に増えてきている葬儀方式です。
最近の僧侶の読経形態に於いて、「式中初七日」という形態が出てきております。
式中初七日とは、
告別式の中で、告別式のお経に引き続いて、初七日法要のお経をあげることをいいます。
高度経済成長期以降は、繰り上げ初七日(戻り初七日)として、骨上げ後に初七日法要を行ってきましたが、それよりも時間的に早く、告別式内に初七日法要を行ってしまうものです。
勿論、繰り上げ初七日(戻り初七日)も執り行われています。
1日葬のメリット・デメリット
メリット
1日葬は、従来の通夜・翌日の告別式と、2日に亘ってお葬式を行うのではなく、通夜を行わず、告別式のみを行うもので、1日でお葬式が終わってしまいます。
2日でお葬式を行うところを1日で行うのですから、当然、葬儀費用も半分とはいかないまでも、安くお葬式を執り行うことが出来ます。
1日で行うということは、参列者の連絡においても人数制限を行って連絡されるでしょうし、食事関係も費用の削減につながります。
葬儀式場にしても、限られた参列者であれば小規模の式場で足りると思います。
小規模の式場であれば、祭壇にしても、費用の高くつく大規模な豪華な祭壇を用意しなくても済みます。
葬儀で一番高くつくのは祭壇費用です。
そのことなどを考えますと、この1日葬は「お金をかけないお葬式」では最適なお葬式方法かもしれません。
参列者の人数制限を行うということは、それだけ参列者への気配りなど、気を遣うのが少なくて、従前の2日に亘るお葬式と比べれば気分的に楽だと思います。
デメリット
1日葬は、従前では2日をかけて行っていたお葬式を1日で行うのですから、遠方の親戚縁者はお葬式に時間的に間に合わないということも出てくると思います。
又、2日で行っていたお葬式を1日で行うのですから、故人を偲ぶ時間も制限され、故人を偲ぶということが疎かになりかねませんし、「形だけでお葬式を行った」と、とられかねません。
人数の制限を行った場合、「何故、連絡してくれなかった」と批判を受けかねません。
1日葬以外の葬儀方法
直葬(釜前葬)

直葬(釜前葬)
直葬とは、亡くなられてから24時間遺体を安置した後、葬儀式を行わず火葬に付す葬儀形態です。
釜前葬は、火葬に付す直前に僧侶の読経を行って頂く葬儀形態です。
直葬(釜前葬)のメリット・デメリット
メリット
費用が掛からない
直葬の場合、葬儀式を行わないのですから、祭壇の用意、葬儀式場の借り上げなど全く不要です。
ですから、葬儀形態としては最も費用の掛からない葬儀方法(形態)といっていいでしょう。
デメリット
批判を受ける可能性あり
故人を偲ぶという葬儀(お葬式)式がありませんから、
親戚縁者からは「何故、お葬式をしなかったのか」という批判を受けるおそれがあります。
一般葬

一般葬
一般葬とは、以前から執り行われていた葬儀・お葬式方法で、亡くなられてから通夜を行い、翌日に告別式を執り行うお葬式です。
一般葬のメリット・デメリット
メリット
○ 故人を偲び、ゆっくりとお別れができる
○ 葬儀を行ったという、華やかさがある
デメリット
○ 弔問客への対応など、身体的負担が大きい
○ 費用が多くかかる

「良心のお葬式」とは
☆ 市民の相談所(アドバイス組織)
☆ 元警察官・現僧侶が顧問として在籍
☆ 葬儀時の僧侶の読経の受理


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葬儀相談は、葬儀社依頼前に、必ず行うこと
