葬儀のながれ
葬儀のながれ(図示)
危篤・病気や事故
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臨終
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無料の葬儀相談・絶対必要
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遺体搬送(搬送業者を慎重に選ぶ)
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安置
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亡くなられて出来るだけ早く、
「枕経(まくらきょう)」
をあげる
(葬儀社へ依頼前)
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葬儀社さがし
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葬儀社に依頼
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葬儀の打ち合わせ
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葬儀の実施
【通夜】
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翌日
【告別式】
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仏壇購入(葬儀前でも)
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葬儀後の各種法要
※葬儀の依頼をする際は、必ず葬儀社以外の無料相談を利用!!
無料の葬儀サポート組織
「良心のお葬式」
顧問の
元警察官僧侶が無料相談対応
葬儀の流れ(図の説明)
危篤
危篤とは、病気が重くて、今にも死にそうな状態をいいます。
危篤となった場合は、
1、身近な人に、一刻も早く知らせる
身内の危篤を医師から告げられた時には、家族、親族、友人・知人等本人が会いたがっている人に一刻も早く知らせましょう。特に遠方の方には、危篤となる以前に病状などを知らせてあげましょう。そのことが本人や本人が会いたがっている人にはお互いに余裕をもって会えると思います。
2、要点を告げる
危篤の場合や葬儀の連絡は、多くの方に連絡をしなければなりませんので要点だけを要領よく伝えましょう。相手によっては長々と話される方がおられると思いますが、事情を察して頂き手短な電話連絡にしましょう。
3、連絡は遠慮なく
危篤の状態は、間もなく死を迎えるという状態ですので早朝、深夜に関わらず連絡しましょう。死に至れば二度と話すことが出来ないのですから、相手に対して失礼にはなりません。
4、連絡しなければならない所の目安
危篤となった場合の連絡しなければならない所の目安は、
(1)身内(家族)
(2)親族
(3)本人が会いたがっている友人・知人
(4)本人の勤め先など
5、危篤の意味を重く受け止める
身内の中には、死を迎え葬儀を行う前に、「一目会いたい、せめて死ぬ前に言葉を交わしておきたい」と思われる方がおられます。
そのような人を偲ぶという気持ちの強い方もおられるということを念頭に置いて、葬儀に際しては人の気持ちを考えた行動をすることが大切だと思います。その意味でも危篤という状態は人にとって大切な意味を持つと思います。
臨終となった場合には、臨終に立ち会った医師から死亡診断書を貰う必要があります。
この死亡診断書には、亡くなった方の日時、場所、死因などが記載されており、死亡届と一枚の用紙となっております。
この用紙を市区町村に提出するようになっています。その他、市区町村以外にも色々な所への届け出が必要ですので注意しましょう。
臨終⇒死
臨終
人はいつか必ず亡くなるものです。病院で亡くなられる方や事故で亡くなられる方それぞれですが、亡くなられる直前の危篤の際には、家族、親族、本人が会いたいと思っている友人・知人に知らせてあげましょう。そして、穏やかな臨終を願いましょう。
臨終とは、人が死のうとする間際をいいます。死ぬことと思えばいいでしょう。
臨終を告げられた時
私達は身内の臨終を告げられた時、悲しみのあまり何も考えられないと思います。それほど、人の死は重いものだと思います。臨終を告げられた時は、一番悲しみが深いのは直近の身内だと思います。ですから、臨終後の対応は、臨終に立ち会ったものが喪主となるものを補佐してあげましょう。
医師などから臨終を知らされた後、
1、ご遺体を、どこに安置するのか考えましょう。
2、臨終に際しての枕経(まくらぎょう)の依頼先(僧侶)を探しましょう。
3、葬儀に関する無料相談を利用し、葬儀相談
4、葬儀依頼は、何処の葬儀社にするか検討しましょう。
※安置場所までの搬送は、葬儀社へ殆どの方が依頼すると思いますが、依頼にあたっては「搬送だけなのか」「葬儀依頼を同時に行うのか」を、最初によく検討して搬送を依頼しましょう。
5、死亡診断書
葬儀を行うにあたっては、法律上の手続きが必要となってきますので、臨終となった場合には、臨終に立ち会った医師から死亡診断書を貰う必要があります。
葬儀に際して、どうしても必要なのがこの死亡診断書です。
人が死亡した場合、勝手に埋葬するわけにはいきません。やはり、法律に乗っ取った手続きが必要で葬儀には死亡診断書が必要となります。
最近では、殆どの方が病院で亡くなると思います。この死亡診断書は、人が亡くなったことを医師が証明する書類で内容は死亡時刻、死亡場所、死亡原因などが記載されています。
この書類は、臨終に立ち会った医師が作成します。自宅で亡くなった場合は、かかりつけの医師が死亡診断書を書いてくれます。
又、この死亡診断書は、死亡届と一枚の用紙となっており市町村への届け出は、この死亡診断書を提出すれば死亡届が提出されたことになります。
事故や変死の場合などの時は、死亡診断書ではなく死体検案書が作成される事になります。
この死体検案書は死亡診断書と同一の効力があります。亡くなった場合には、その他色々な所への届け出が必要ですので注意しましょう。
6、死亡届を市町村役場に提出した際、火葬許可書が交付されます。この許可書を火葬場に提出して火葬に付すことが出来ます。
火葬後、この火葬許可書に裏書したものが埋葬許可書となり、この許可書を墓地管理者などに提出することによって埋葬することが出来ます。
葬儀と火・埋葬許可書
人が死亡した場合、色々な手続きが必要で、その1つに火・埋葬の手続きがあります。勝手に火葬・埋葬することはできません。現代の葬儀環境において葬儀となった場合、最終的に、火葬・埋葬許可書が必要となってきます。
火・埋葬許可書
死亡届を役所に提出した際、役所から火葬許可書が交付されます。この火葬許可書を火葬場に提出して火葬となります。
火葬が済んだ後に、この火葬許可書に裏書、押印して返してくれるものが埋葬許可書です。
埋葬許可書は、5年間の保存義務があります。埋葬する際は、墓地等の管理事務所に提出しなければなりません。
埋葬に関する規定は、「墓地、埋葬等に関する法律」に規定されています。
死亡から埋葬までの流れ
死亡⇒死亡診断書を医師から受け取る⇒死亡届を役所に提出⇒火葬許可書を受け取る⇒火葬場に火葬許可書を提出⇒火葬後、埋葬許可書を受け取る⇒墓地等の管理者に埋葬許可書を提出⇒埋葬
無料の葬儀相談・絶対必要
慌てて葬儀社に、葬儀依頼をしない
私達は、葬儀(お葬式)はあまり経験しないものです。ですからどうしても、いざ身内の死に直面した場合慌ててしまいます。そして、身近にいる人に言われるままに、葬儀社に葬儀の依頼をしてしまいます。
勿論、その人が非常に葬儀に詳しく、尚且つ依頼した葬儀社が、後々、後悔しない葬儀社であればそれに越したことはありません。
が、なかなか自分が納得出来る葬儀社に当たることは難しいと思います。
「中立的立場」の「葬儀に詳しい人」に葬儀相談
身近にいる人に相談しながらも、必ず無料の葬儀相談を行うほうがいいと思います。
又、相談に当たっては、被相談者(相談を受けてくれる人)が、自己の仕事に誘導するような立場の人ではなく、中立的な人に相談すべきです。
遺体搬送(死亡先から安置場所へ)
葬儀を考えた安置場所への遺体搬送
亡くなられた所から、遺体安置場所へ遺体搬送しなければなりません。近年、殆どの方が病院で亡くなられますので、自宅或は葬儀式場への遺体搬送となります。
搬送業者への依頼に当たっては、只、安置場所への依頼だけなのか、或はその業者に葬儀依頼まで行うのか、よく考えて依頼しなければなりません。
遺体の安置
ご遺体安置(枕直し)
安置とは、ご遺体を丁寧に据え置くことをいいます。人が亡くなれば、ご遺体を丁寧に安置し最初に枕経を出来るだけ早くあげなければなりません。
近年、人が亡くなるのは自宅ではなく、殆どの方が病院で亡くなられるのではないかと思います。
その場合、どうしても病院から自宅或いは葬儀式場(葬儀会館)にご遺体を搬送しなければなりません。搬送後にご遺体の安置となります。
ご遺体安置に当たって布団と枕を用意します。顔は白い布で覆い、手は胸の上で組ませ数珠をかけます。ご遺体は北枕に安置します。
ご自宅の構造上、北枕で安置できない場合は、西に頭を東に足を向けて安置しましょう。ご遺体の手は胸の前で合掌の形に組みます。
ご遺体安置後
1、枕飾り
白木又はそれに代わる小机を用意し、お線香をあげられるようにします。
2、枕経をあげる
自宅或いは葬儀式場にご遺体を安置した後は、出来るだけ早く枕経をあげましょう。
葬儀と枕飾り
枕飾り
枕飾りとは、ご遺体を安置した後、遺体の枕元に飾る小さな台(祭壇)をいい、白木の机、小机或は低い机上のものに白布を掛けます。
その上に香炉、燭台、花立の三具足、鈴、水、枕飯、などを供えます。
ご遺体を安置後、枕飾りをします。
ご遺体の胸の上に守り刀を置きます。
枕飾りの役割
枕飾りは、通夜・葬儀の前に弔問に来て下さった方々がお参り、お焼香などが出来るようにするために設置されたものです。
枕飾り前
近年、病院で亡くなられる方が殆どだと思います。
その際、ご自宅にご遺体を搬送された場合、ご遺体をまず安置します。
その後、出来るだけ早く枕経(まくらぎょう)をあげましょう。
葬儀式場に直接ご遺体を搬送された場合は、事前に枕飾りはできていると思いますので、出来るだけ早く枕経をあげましょう。
※注 ご遺体安置後に最初に行うことは、枕経(まくらぎょう)をあげることです。
亡くなられて直ぐに(葬儀の依頼前に)枕経を!!
最近では、一昔前と違いお亡くなりになるのは、大半が病院となっています。
ですからどうしても、ご遺体搬送のために葬儀社への依頼が優先的になっています。
その流れから、葬儀の段取りが優先されているのが現状です。
しかし、本来は亡くなられて直ぐに行わなければならないのは、仏さまに対して「今までありがとうございました」とお礼のお経、つまり枕経(まくらぎょう)をあげるのが筋なのです。
故人の人生最後のお勤め
枕経をあげることが、故人の「お顔が綺麗に」と言われる所以かもしれません。
身内の死に対し、誰もが慌ててしまい「どうしよう?」と思うものです。
枕経をと、直ぐに浮かばないかもしれません。
ですから、無料アドバイスを受けるのが最良なのです。
お経のこと、葬儀のことなど葬儀サポートの「良心のお葬式」に安心してご相談下さい。
納棺前に枕経(まくらぎょう)を!!
ご遺体を安置すれば、出来るだけ早く枕経(まくらぎょう)をあげます。
出来るだけ早く枕経(まくらぎょう)をあげることが基本です。
葬儀社をさがす→葬儀依頼→打ち合わせ
身内が死を迎えた場合、考えなくてはならないのが葬儀をどう執り行うかということです。
近年、亡くなられる方は殆どが病院だと思いますので、最初に考えなくてはならないのが、亡くなられた方を「どこへ安置」されるかということだと思います。
その場合、どうしても「ご遺体の搬送」ということを考えなくてはなりません。
葬儀の事を考えれば、遺体搬送依頼イコール葬儀依頼と考えたほうが無難です。
葬儀社に葬儀依頼を行った場合、遺体搬送費用が葬儀費用に入っていると思いますので、「遺体搬送のみ」の無駄な出費が抑えられると思います。
勿論、遺体搬送だけで葬儀は別に依頼ということも当然できます。
大切なことは葬儀社をさがす場合、安易に考えないことです。
葬儀予算・参列者の人数・葬儀方法などを考えて葬儀社を選ぶことが必要です。
葬儀社をどこに依頼するか決まれば、自分宅の葬儀方針を伝え、その方針に沿うように依頼します。
この依頼時の葬儀社の応対も葬儀社選びの大切なことだと思います。
葬儀社が一方的に葬儀社の方針を押し付け、或はこちらが聞いたことにはっきりと答えてくれない場合など、自分宅の葬儀方針に合わないと思えば、葬儀依頼の変更を考えたほうがいいでしょう。
又、打ち合わせに当たっては遠慮することなく「自分宅の葬儀方針」を伝えることが大切です。
葬儀と通夜
葬儀と通夜の関係
葬儀とは、遺族、親戚縁者などが故人を成仏させるための儀式です。
この葬儀の前夜が通夜で、遺族、親戚縁者、故人の友人・知人などが集まって最後の夜を過ごすことをいいます。
一昔前は、線香の火を絶やしてはいけないということで、朝まで故人と過ごしていました。
最近では、「家族葬という葬儀が増えたことで、小式場のため場所的に狭く皆が集えない」「宗教離れ、仏教離れから故人を偲ぶということが薄れた」ということがあり、通夜で故人と一晩過ごすということは少なくなってきております。
通夜式
通夜式とは、遺族、親戚縁者などが仏前に集い、お勤め(読経)をさせて頂く仏事です。
故人を偲び、最後の一夜を共に過ごさせて頂く大切な仏事なのです。
最近の通夜の状況
一昔前は、親族、親戚縁者、故人の友人・知人などが通夜式に参列され、翌日も葬儀式に参列されていました。
しかし、最近では、翌日の葬儀に参列出来ないという方が増えて、通夜式のみに参列されている方が増えてきております。
又、家族葬ということから、故人の友人・知人などには訃報を知らせず、親族、親戚縁者のみで通夜、葬儀を行われる方も増えてきております。
親戚縁者にあっても、遠方の方には訃報を知らせないということもあるようです。
通夜での注意点
通夜・葬儀は故人との最後のお別れになるのですから、通夜に参列される方には、最低限横になれる場所を確保してあげるべきだと思います。
最近の家族葬は、葬儀式場のみで休憩所もないという小規模な葬儀式場もあり、そのような式場では故人と共に一夜を過ごそうと思われている方には酷な場所でしかありません。
出来れば、宿泊出来る所を確保してあげてはと思います。