家族葬とは

家族葬とは、こじんまりとしたお葬式です

家族葬とは、少人数のお葬式のことで、つまり親族の方の少人数で行うお葬式と思えばいいでしょう。一昔前に言われていた、密葬だと思えばいいと思います。

家族葬は、費用が安くつきます

最近は「家族葬でお葬式を」とよく聞きます。
何故、家族葬が好まれるのでしょうか?
それは「葬儀費用が安くつく」「低額・低料金でお葬式が執り行える」からです。
◎ 安くつく理由
・家族葬は少人数のお葬式ですから、まず、葬儀会館の大規模な広さの式場は必要ありません。小さな小規模の葬儀式場で行えばいいのです。
・そして、その式場に見合った祭壇を選びます。葬儀に於いて、一番価格差が大きいのが祭壇だと思います。祭壇によって葬儀費用の「高い、安い」にかなり影響してきます。
・小規模の葬儀ですから、通夜振る舞いなど飲食にかかる費用も安くつきます。

精神的な楽さ(少人数のもてなしで済む)

経費もさることながら、多くの参列者を持て成すのと、少人数の方を持て成すのとであれば、疲れも違うと思います。

家族葬の葬儀方法(葬儀の行い方)

葬儀方法は3つ(3つのうち1つを選ぶ)

家族葬とは、少人数のお葬式のことですから、出席される人数が少ないだけで、普通に行われるお葬式と何ら変わりません。ですから、葬儀の3方法(形態)から選んで家族葬を行えばいいのです。
◎ 家族葬での直葬(釜前葬)
亡くなられてから24時間安置した後、通夜・告別式など行わず、火葬に付す葬儀(お葬式)方法です。
釜前葬は、直葬であっても、火葬場で火葬に付す直前に、お経をあげる葬儀方法(形態)です。
この直葬の場合、葬儀式を行わないのですから、祭壇の用意、葬儀式場の借り上げなど全く不要です。参列者を少人数にしていますから、食事などの経費も少なくてすみますし、葬儀形態としては、最も費用の掛からない葬儀方法(形態)だと思います。
デメリットとしては、故人を偲ぶという葬儀(お葬式)式がありませんから、親戚縁者からは「何故、お葬式をしなかったのか」「何故、連絡してくれなかったのか」という批判を受けるおそれがあります。
只、この直葬にあっても、日本古来の仏教国・日本人としての信心深さから、「火葬場で、僧侶の読経を行う方」が大半で、「釜前葬」でされておられます。
直葬であっても、故人を偲ぶという気持ちを忘れていないというのが「釜前葬」かもしれません。家族葬であっても、直葬(釜前葬)でお葬式が出来るのです。家族葬という言葉にとらわれないことです。
◎ 家族葬での1日葬
通夜が無く、告別式のみの1日で葬儀を行う葬儀方法です。家族葬とは、少人数のお葬式ですから、1日葬であっても家族葬なのです。
この家族葬の1日葬は、2日でお葬式を行うところを1日で行うことと、少人数でのお葬式ですから、当然、葬儀費用は安く執り行うことが出来ます。
家族葬を1日で行うということは、参列者の連絡においても人数制限を行って連絡しますし、食事関係も費用の削減につながります。
葬儀式場にしても、限られた参列者であれば小規模の式場で足りると思います。
小規模の式場であれば、祭壇にしても、費用の高くつく大規模な豪華な祭壇を用意しなくても済みます。葬儀で一番高くつくのは祭壇費用です。
そのことなどを考えますと、この家族葬での1日葬は「お金をかけないお葬式」では、最適なお葬式方法かもしれません。
又、参列者の人数制限を行うということは、それだけ参列者への気配りなど、気を遣うのが少なくて、従前の2日に亘るお葬式と比べれば気分的に楽だと思います。
勿論、デメリットもあります。
人数の制限を行うあまり「何故、連絡してくれなかった」と批判を受けかねません。
そして、従前では2日をかけて行っていたお葬式を、1日での家族葬で執り行うのですから、遠方の親戚縁者は、お葬式に時間的に間に合わないということも考えられます。
又、2日で行っていたお葬式を1日で執り行うのですから、故人を偲ぶ時間は制限されます。只、少人数での家族葬ですから、本当の身内だけでゆったりと、故人を偲ぶことが出来ると思います。
◎ 家族葬での一般葬
家族葬での一般葬とは、小人数で執り行いながらも、通夜・告別式のあるお葬式方法(形態)です。
現代は、核家族化・近隣との疎遠化などから、お葬式に参列される方も少なくなってきております。そのような事から、「家族葬」という言葉が生まれたと思います。
近年では殆どの方が、「家族葬」という言葉を使いますし、いざ、お葬式となった場合も「家族葬で」という方が増えてきているのも事実です。家族葬での一般葬のメリット・デメリットは、
メリットとしては、
○ 小人数でのお葬式ですから、故人とゆっくりお別れができる
デメリットは、
〇 人数制限をしたあまり、後日「何故、連絡してくれなかったのか」と言われることがあります。

仏式での家族葬

僧侶がお経をあげてのお葬式(仏式)

仏式での家族葬とは、葬儀(お葬式)において、僧侶がお経をあげてのお葬式を執り行うということです。日本は古来より仏式でお葬式を執り行ってきました。
近年、家族葬という言葉がはやり、葬儀費用も安くつくことから、家族葬というお葬式(葬儀)も増えてきました。只、家族葬だからといって、昔からの葬儀が変わったわけではありません。やはり仏式での葬儀(お葬式)が主流を占めています。

近年、お葬式・法要が短縮されている

葬儀後の繰り上げ初七日法要が、式中初七日法要へ変遷

葬儀(お葬式)後の初七日法要は、お葬式から7日後に行われるのが普通ですが、高度経済成長時代から繰り上げ初七日といって、骨上げ後に初七日法要を行うのが主流となっていました。近年は、その初七日法要が短縮され「式中初七日法要」と変わりつつあります。
式中初七日法要
この「式中初七日法要」とは、告別式のお経の直後に、引き続いて初七日のお経をあげることをいいます。
つまり、火葬後に初七日法要を行うのではなく、火葬場に行く前の告別式内に、初七日法要を済ましてしまうことをいいます。
この式中初七日法要は、火葬に付してからの法要ではありませんので、待ち時間はいりません。
火葬が終わって又、法要ではありませんので、時間の短縮によって疲れが軽減されると思います。又、費用的にも軽減されます。