近年、お葬式の方法・葬儀費用も色々

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家族葬とは、どんなお葬式

参列者を少数に限定

家族葬とよく聞きますが、「家族葬とはどんなもの?」と聞かれても明確な定義はないと思います。
一般的に考えますと「家族を中心にした少人数で行う葬儀」といえるでしょう。
少人数葬儀
大きな特徴は参列者が限定されていることだと思います。
一般のお葬式では、関係者に広く知らせて参列して頂きますが、家族葬の場合は、家族・親族・親しい友人など20人前後に絞られると思います。
中には家族の2~3人のみで見送る場合もあります。
自由な形の葬儀でよい
葬儀は人数的に出来ると思いますが、自宅では隣近所や隣保には知らせないわけにはいきません。
近年では、殆どが葬儀式場で葬儀を行うことが大半となりました。
又、遺体も自宅に戻るのではなく、病院から葬儀式場に運ばれるケースが殆どです。
家族葬の式の内容は特に決まりはありませんが、日本古来の仏式での葬儀を執り行う方が殆どだと思います。
家族葬は従来の葬儀の小規模なもの、簡素化したもの、参列者の少ないものと考えるといいでしょう。
家族葬は自由葬でもよく、その家にあった自由な形の葬儀にすることもできるのです。

一般葬との違い

家族葬が、「葬儀の小規模なもの」「簡素化したもの」参列者の少ないもの」なのですが、特徴的なのは
①都市部・核家族化が主
家族葬でとよく言われますが、家族葬を行うことが多いのは都市部の核家族が主だと思います。
まだまだ、都市部以外では親戚縁者の関係から家族葬と言いながらも、そうでない大人数で葬儀となっているようです。
②家族葬の場合は、参列者を限定するため、葬儀後に参列者以外の関係者に死亡を知らせる通知をするのが本来ですが、近年、知らせない場合も増えてきているようです。
③祭壇はシンプル
祭壇・焼香台などは、一般の葬儀と比べてシンプルです。
白木の祭壇はない場合も多く、生花祭壇が主となっています。
④香典
最近は、香典を辞退することが多くなってきております。
辞退する場合は、事前に「香典は辞退」する旨、知らせることがいいと思います。
断りが無い場合は、参列者が気を使って持参する場合がありますので、必ず辞退する旨、伝えることが必要です。
⑤少人数での葬儀ですので、一人一人に直接お礼が言えますので、会葬礼状は出さないことが多いです。
会葬礼状を出さない場合は、殆ど返礼品はしません。
⑥少人数の為、費用が抑えられる

故人とのお別れの時間を重要視

心ゆくまでのお別れ

今までの葬儀は、義理の参列者も多く、生前の本人を全く知らない参列者もいました。
これに対して家族葬は、故人を知る親しい間柄の人ばかりです。
心から故人を弔う気持ちがあり、大切な人を失った悲しみの気持ちを共有するお葬式となります。
家族葬は規模が小さく、参列者の数が少ないので、一般の葬儀と同じ流れで式が進行しても、時間的には余裕が出てきます。
ですから、心ゆくまで故人とのお別れが出来ます。
又、遺族の心身の疲れが少なくて済むというのも家族葬のメリットです。
一般の葬儀では、遺族は会葬者への対応や手伝いの人への気配りから、疲れ果ててしまうことが多いのです。
家族葬の場合は、親しい人の中でのお葬式ですから、気遣うことも少なく、逆に気持ち的に癒されることもあり、疲れた体の負担も軽くてすみます。

納得いく葬儀

家族葬の他のメリット
①納得いく費用のかけ方
人数が少ない分、飲食費などは安くなります。
又、白木祭壇はいらない、通夜振る舞いの料理はいらないなど、必要のないものの費用は切り詰め、これはというものに、お金をかけることが出来ます。
②自分たちで送ったという充実感が持てる
葬儀の内容、段取りなど少人数の家族で考えて、葬儀社と打ち合わせなどを行いますので、多くの身内がいないため、自分たちの手で見送ったという、充実感を持つことが出来ます。
その結果、遺族が死を受容しやすくなります。
③参列者にも満足してもらえる、 少人数での葬儀の為、ぬくもりが伝わる葬儀となり、参列者も「いい葬儀」と満足してもらえると思います。

家族葬にもデメリットが

この家族葬にも、やはりデメリットはあります。
①周囲の親戚などに理解を得られないことがある
最近は家族葬という言葉も定着してきましたので、心配することはないかもしれませんが、世間体を気にする親族には反対されることもあると思います。
参列者は人数を限って選ぶため、声をかけなかった人からは不満的な事を言われることもあるかもしれません。
故人の意思を尊重
親族にはエンディングノートがあれば見せて、故人の意思であることや、その故人の意思を尊重するため、家族でよく話し合った結果で、家族葬としたことをよく理解してもらいましょう。
お別れ会を後日行ってもよい
お葬式の後にお別れ会を開くのも参列して頂けなかった人に理解される一つの案だと思います。
②葬儀後に弔問の方が来られることもあります
葬儀後に亡くなったことを聞きつけた方が弔問に訪れることもあり、煩わしいと思うことがあるかもしれません。
しかし、考えようによっては個別にゆっくり話すことが出来ますし、自分たちが知らなかった故人についての一面を知ることが出来、心が癒されるという事もあると思います。
③菩提寺が家族葬に反対?
菩提寺に墓地がある場合は、納骨の際、中々許可してもらえないなどがあるかもしれません。