目次
1,これからの葬儀は低料金・低価格の葬儀とは?
高額葬儀から 低料金葬儀
2,低料金で見映えの良い葬儀・家族葬とは?
3,葬儀費用は、葬儀方法で決まる
4,葬儀費用を決める葬儀方法とは?
(1)各葬儀方法の流れ
5,葬儀費用の内容を知る
(1)葬儀費用の内訳
(2)各費用の詳細

低料金・低価格の安心な葬儀・家族葬

    これからの葬儀は
低料金・低価格の葬儀

葬儀への参列者の減少
近年は、核家族化・親族との疎遠化・近隣住民との希薄化等で、葬儀の参列者は急激に減少しています。
今後もこの現象が、更に加速されることが予想されます。
少数人数の葬儀であれば、大きな葬儀式場、盛大な祭壇も不要です。
参列者への飲食費や返礼品も不使用、或は少金額で済みます。
お金のかからない・かけない葬儀、つまり低料金・低価格の葬儀到来の時代です。
葬儀社間の価格競争
近年は葬儀業界が一大産業をなしていることから、葬儀社間の競争も激化し、価格競争が起き、集客の為に葬儀費を落とさなくてはならなくなり、低料金葬儀に繋がると思います。

葬儀斡旋業者の乱立
近年は高齢化社会ということで、葬儀業界が一大産業をなしています。
それに伴い、葬儀社の乱立だけでなく、葬儀社を斡旋する葬儀斡旋業者が多数出来ております。
この葬儀斡旋業者は、パソコン・スマートホンのメデァを利用して葬儀依頼の集客を図り、その集客した客を葬儀社に回して手配料で企業を運営するものです。
この葬儀斡旋業者の葬儀業界の参入によって、さらに葬儀業界は競争激化となり、低料金葬儀に繋がるものと思われます。

葬儀時のお布施の低額化
葬儀費用が今後、低料金・低価格化になるものと思慮され、葬儀時の僧侶読経のお布施も当然低額化するものと思われます。
近年、お布施が高過ぎるという声もあり、お布施の低額化は良き葬儀・低料金葬儀に繋がると思います。
葬儀の参考資料⇒葬儀

低料金で見映えの良い葬儀・家族葬

豪華なお葬式に見える見映え

葬儀に於いて低料金葬儀であっても、見映えによって豪華なお葬式に見えます。
見映えは、葬儀式場の見映え、祭壇の工夫での見映え、供花の豪華さで補うのです。
葬儀に供花⇒供物

豪華なお葬式にする見映え方法

お金をかけないで豪華なお葬式にすることは出来ます。
お葬式は、故人にとっても私たちにとっても最後の別れの式典なのです。
それを実現することが、又私たちの幸せにも繋がります。
豪華なお葬式にする方法は
・葬儀式場の全体の見映え
・葬儀式場の出入り口の広さ
・式場出入口は、即式場ではなく、式場までに空間がある
・参列者に見合った式場の広さ
(参列者が少ないにもかかわらず、広すぎれば逆に貧弱に感じる・逆に参列者が多いにもかかわらず、狭すぎればごちゃごちゃした感)
・生花数を出来るだけ増やす
・親戚縁者が多ければ、供花をして頂く
・祭壇前後が広々としている事
・参列者どうしの間が広く取れること
などを行えば、華やかな見映えとなり、豪華なお葬式となります。

葬儀費用は、葬儀方法で決まる

葬儀費用は、葬儀の方法によって決まります。通夜を執り行う一般葬と直葬(釜前葬)では、100万円の言っても過言ではありません。
葬儀の方法は3方法です。
その3方法とは、・一般葬の葬儀葬儀となった場合、そのうちの1つを選んで行うことになります。

葬儀費用を決める葬儀方法(3方法)

「どのような葬儀を行うか」ですが、葬儀の基本は3方法しかありません。
直葬・1日葬・一般葬の3方法です。
3つの方法のうちから1つを選んで、葬儀を行うことになります。
家族葬は、「身内などの少人数の葬儀」のことですので、3方法の1つではありません。
日本では昔から、仏式のお坊さんのお経(読経)葬儀で執り行われています。
近年に於いても、仏式のお坊さんのお経(読経)葬儀が大半を占めております。

3葬儀方法の1つ、一般葬の葬儀

一般葬の葬儀費用50~100万円~

一般葬の葬儀(3葬儀方法の1つ)
一般葬の葬儀とは、死亡後に葬儀式場に於いて通夜を行い、翌日に告別式を行う葬儀形態です。
従前から行われている通夜のあるお葬式のことです。
この葬儀方法は、使用する葬儀物品も多く、葬儀の時間も長く、その分葬儀費用も多くなります。
葬儀を知る⇒葬儀家族葬

一般葬のメリット・デメリット

メリット
○ 故人を偲び、ゆっくりとお別れができる 
○ 葬儀を行ったという、華やかさがある
デメリット
○ 弔問客への対応など、身体的負担が大きい 
○ 費用が多くかかる

3葬儀方法の1つ、1日葬の葬儀

1日葬の葬儀費用は、約40万円~50万円

1日葬の葬儀(3方法の1つ)
1日葬の葬儀とは、通夜が無く1日で葬儀を行う葬儀形態です。
近年、この1日葬がかなり増加傾向にあります。
この1日葬は、1日で執り行われるため、葬儀物品の使用数・人件費的にも少なく、その分葬儀費用的に安くなります。
葬儀を知る⇒葬儀家族葬

1日葬、葬儀のメリット・デメリット

メリット
1日葬の葬儀は、従来の通夜・翌日の告別式と、2日に亘ってお葬式を行うのではなく、通夜を行わず、告別式のみを行うもので、1日でお葬式が終わってしまいます。
2日でお葬式を行うところを1日で行うのですから、当然、葬儀費用も半分とはいかないまでも、安くお葬式を執り行うことが出来ます。
1日で行うということは、参列者の連絡においても人数制限を行って連絡されるでしょうし、食事関係も費用の削減につながります。
葬儀式場にしても、限られた参列者であれば小規模の式場で足りると思います。
小規模の式場であれば、祭壇にしても、費用の高くつく大規模な豪華な祭壇を用意しなくても済みます。
葬儀で一番高くつくのは祭壇費用です。
そのことなどを考えますと、この1日葬の葬儀は「お金をかけないお葬式」では最適なお葬式方法かもしれません。
参列者の人数制限を行うということは、それだけ参列者への気配りなど、気を遣うのが少なくて、従前の2日に亘るお葬式と比べれば気分的に楽だと思います。
デメリット
1日葬の葬儀は、従前では2日をかけて行っていたお葬式を1日で行うのですから、遠方の親戚縁者はお葬式に時間的に間に合わないということも出てくると思います。
又、2日で行っていたお葬式を1日で行うのですから、故人を偲ぶ時間も制限され、故人を偲ぶということが疎かになりかねませんし、「形だけでお葬式を行った」と、とられかねません。
人数の制限を行った場合、「何故、連絡してくれなかった」と批判を受けかねません。

3葬儀方法の1つ、直葬の葬儀

直葬の葬儀費用は、10万円~20万円

直葬(釜前葬)
直葬とは、葬儀式などなく24時間ご遺体を安置後、火葬に付す3葬儀方法の1つです。
釜前葬とは、直葬であっても、火葬直前に火葬場でお坊さんのお経(読経)をあげることをいいます。
葬儀関係⇒家族葬

直葬(釜前葬)、葬儀のメリット・デメリット

メリット
葬儀式が無いため、時間的に短時間の葬儀となります。葬儀式が無いため、葬儀物品の使用も少なく、その分費用的に安くつきます。
デメリット
親族が知った場合、「葬儀式もせずに」と、批判的に思われることもあります。

各葬儀方法(3方法)の流れ

一般葬の葬儀の流れ

搬送 安置 →通夜 
 告別式 →搬送 →火葬場
赤色が一般葬で行われる流れです
死亡→ 搬送    死亡場所から安置場所へご遺体搬送
搬送→ 安置  死亡場所からご遺体を搬送し安置
通夜  最後の夜のお別れの儀式
告別式  通夜の翌日に行われる儀式
搬送  葬儀終了後、火葬場へ搬送
火葬場  最後のお別れ場所

1日葬の葬儀の流れ

搬送 安置 →通夜 
 告別式 →搬送 →火葬場
赤色が1日葬で行われる流れです
通夜はありません
死亡→ 搬送    死亡場所から安置場所へご遺体搬送
搬送→ 安置  死亡場所からご遺体を搬送し安置
告別式  通夜の無い、1日での告別式
搬送  葬儀終了後、火葬場へ搬送
火葬場  最後のお別れ場所

直葬の葬儀の流れ

搬送 安置 →通夜 
 告別式 →搬送 →火葬場
赤色が直葬で行われる流れです
死亡→ 搬送    死亡場所から安置場所へご遺体搬送
搬送→ 安置  死亡場所からご遺体を搬送し安置
搬送  24時間安置後、火葬場へ搬送
火葬場  最後のお別れ場所

直葬(釜前葬)の葬儀の流れ

搬送 安置 →通夜 
 告別式 →搬送 →火葬場(読経)
赤色が直葬(釜前葬)で行われる流れです
死亡→ 搬送    死亡場所から安置場所へご遺体搬送
搬送→ 安置  死亡場所からご遺体を搬送し安置
搬送  24時間安置後、火葬場へ搬送
火葬場  最後のお別れ場所(この場所でのお坊さんの読経)

日本は昔から、僧侶のお経で故人を送っていました。
近年、直葬の葬儀が増加傾向にありますが、直葬の葬儀であっても、火葬場でお坊さんにお経をあげてもらう葬儀(釜前葬)を行いましょう。

葬儀費用の内容を知る

葬儀の費用=基本葬儀費用+実費+宗教者の謝礼

葬儀費用は、大別して3つに区分されます。

基本葬儀費用
祭壇や棺・式場借り上げ費用や人権費など葬儀を執り行うための費用
実費
通夜振る舞いや精進落としなどの料理、返礼品で、葬儀社が専門業者に依頼して、葬儀社が立て替えている費用
宗教者へのお礼
お坊さんへのお布施、神道の祭祀料、献金など

葬儀費用の内訳

1、基本葬儀費用

基本葬儀費用とは、葬儀に必要な物品や葬儀の人件費などで、葬儀社の利益になるものです。

2、葬儀の実費(飲食・タクシー代等)

葬儀の実費とは、葬儀に際しての、通夜振る舞いや精進落としの飲食費、遺体搬送などの霊柩車・寝台車・マイクロバスの借り上げ費用をいいます。

3、宗教者への謝礼
依頼先によって、お布施額に違い

お葬式時のお坊さんのお経(読経)に対するお布施です。

各費用の詳細

基本葬儀費用(葬儀社の利益の部分)

葬儀には、色々な葬儀物品(祭壇・棺など)が必要です。
祭壇は、安い物から高額なものまで何種類もあります。
棺に於いても多種で金額もピンキリです。
自分宅の葬儀予算と相談しながら決めていきましょう。
葬儀社によって、「セットプラン」「パックプラン」「葬儀一式」という名目で打ち出している所もあります。
葬儀費用には、いらない物品が含まれている場合もありますので注意が必要です。

実費費用(料金の変動もある)

実費費用として、車両借り上げ費、飲食費などがあります。
車の深夜割増、参列者の人数変動による飲食費などは変動があります。
葬儀社に具体的に聞いておくのが大事なポイントです。

宗教者へのお礼・お布施

一番注意しなければならないのは、宗教者の謝礼つまり、お布施です。
宗教者の依頼先によっては、仲介手数料が派生し、高額なお布施となってしまいます。
この仲介手数料は、依頼者には仲介手数料が分からないため、法外なお布施を渡すことになります。
直接お寺に依頼しても、護寺費を名目に「法外なお布施のお寺」もありますのでこれも要注意です。

葬儀・家族葬の時の読経・対応地域

西宮・神戸・尼崎・芦屋・伊丹・摂津・豊中~大阪などの地域に於いて対応

葬儀・家族葬のお葬式、葬儀時のお坊さんのお経は、西宮・神戸・尼崎・伊丹を基点として、姫路・芦屋・宝塚・三田・川西・摂津・茨木・豊中・吹田・枚方・高槻・大阪・池田・箕面・寝屋川・堺・京都・東大阪・明石・加古川・たつの・太子町・長岡京市など関西・近畿圏の地域に於いて、受理・葬儀相談を行っています。